11日、「日本プロ野球80周年記念試合」として阪神・巨人連合チームとMLBオールスターチームの一戦が甲子園で行われた。
甲子園のライトスタンドが黄色とオレンジに別れ、阪神ファンと巨人ファンが一緒になって同じチームを応援するという普段ではまず見られない異様な光景が広がった。試合は序盤こそメジャーの力に圧倒されたところもありながら、終盤に阪神・巨人連合が脅威の粘りを見せ、メジャーリーグ選抜チームをあと一歩のところまで追い詰めた。
そんな中でMLBオールスターズの選手を始め、米国メディア、MLBファンたちの間で話題になったのが、甲子園球場の7回裏の名物“ジェット風船”である。
昨日の試合でも、7回の裏に数千個の色とりどりの風船が舞い上がった甲子園。日本ではお馴染みの光景であるが、MLB公式サイト『MLB.com』によると「メジャーリーグにはないその壮観な光景が阪神・巨人連合の攻撃、守備を盛り立てたかどうかは分からないが、7回、球場は最大限の盛り上がりをみせ、日本チームはフランクリン・モラレス(ロッキーズ)に対し5本の集中打を浴びせ、MLBオールスターチームに8−1から5点を取る追い上げを見せた」と7回の阪神・巨人連合の猛攻を紹介。
これにはMLBオールスターチームのジョン・ファレル監督(レッドソックス)も「彼らの勝負魂にはかなりのプレッシャーを感じた」と述べている。
阪神・巨人連合が見せた意地の反撃に甲子園は狂喜乱舞。アメリカにはない文化であるトランペットによる応援歌が流れ、拍手と歓声に包まれた甲子園がメジャーリーガーたちを追い詰めていった。
1点差の9回、一死満塁とサヨナラの危機も迎えたが、最後はジェフ・ベリビュー(レイズ)が好リリーフを見せ、MLBオールスターチームがなんとか逃げ切った。ファレル監督は「今夜の両チームの活躍は、私たちにとって予想外の出来事ではない。フィールドで行われる全ての試合が競った展開の好ゲームとなると思っていた。日本の球場や、そのファンの雰囲気に選手たちが早く慣れることができれば、残り6試合はうまく進むだろう」とコメントした。
今夜開幕する日米野球。侍ジャパンが“ホームアドバンテージ”を活かし、MLBオールスターチームに一泡吹かせることができるだろうか。
甲子園のライトスタンドが黄色とオレンジに別れ、阪神ファンと巨人ファンが一緒になって同じチームを応援するという普段ではまず見られない異様な光景が広がった。試合は序盤こそメジャーの力に圧倒されたところもありながら、終盤に阪神・巨人連合が脅威の粘りを見せ、メジャーリーグ選抜チームをあと一歩のところまで追い詰めた。
そんな中でMLBオールスターズの選手を始め、米国メディア、MLBファンたちの間で話題になったのが、甲子園球場の7回裏の名物“ジェット風船”である。
昨日の試合でも、7回の裏に数千個の色とりどりの風船が舞い上がった甲子園。日本ではお馴染みの光景であるが、MLB公式サイト『MLB.com』によると「メジャーリーグにはないその壮観な光景が阪神・巨人連合の攻撃、守備を盛り立てたかどうかは分からないが、7回、球場は最大限の盛り上がりをみせ、日本チームはフランクリン・モラレス(ロッキーズ)に対し5本の集中打を浴びせ、MLBオールスターチームに8−1から5点を取る追い上げを見せた」と7回の阪神・巨人連合の猛攻を紹介。
これにはMLBオールスターチームのジョン・ファレル監督(レッドソックス)も「彼らの勝負魂にはかなりのプレッシャーを感じた」と述べている。
阪神・巨人連合が見せた意地の反撃に甲子園は狂喜乱舞。アメリカにはない文化であるトランペットによる応援歌が流れ、拍手と歓声に包まれた甲子園がメジャーリーガーたちを追い詰めていった。
1点差の9回、一死満塁とサヨナラの危機も迎えたが、最後はジェフ・ベリビュー(レイズ)が好リリーフを見せ、MLBオールスターチームがなんとか逃げ切った。ファレル監督は「今夜の両チームの活躍は、私たちにとって予想外の出来事ではない。フィールドで行われる全ての試合が競った展開の好ゲームとなると思っていた。日本の球場や、そのファンの雰囲気に選手たちが早く慣れることができれば、残り6試合はうまく進むだろう」とコメントした。
今夜開幕する日米野球。侍ジャパンが“ホームアドバンテージ”を活かし、MLBオールスターチームに一泡吹かせることができるだろうか。