ニュース 2014.11.13. 17:38

投手最高の栄誉「サイ・ヤング賞」が発表 カーショーが2年連続、激戦ア・リーグはクリューバーが受賞

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現地時間6月18日のロッキーズ戦でノーヒットノーランも達成したドジャースのカーショーは、2年連続3度目のサイ・ヤング賞。[Getty Images]
 現地時間12日、2014年シーズンの「サイ・ヤング賞」が決定。ア・リーグはコリー・クリューバー(インディアンス)、ナ・リーグはクレイトン・カーショー(ドジャース)がそれぞれ受賞した。

 全米野球記者協会(BBWAA)所属の30名による投票で、その年1番活躍した投手を決定するのがこの賞。5位まで順位をつけて投票するもので、1位に7点、2位に4点、3位に3点、4位に2点、5位に1点という配点で分け、合計得点が最も高かった投手に贈られる。

 ナ・リーグは、最強左腕・カーショーが2年連続3度目の受賞。今年は背筋を痛めて4月を棒に振るも、復帰後は圧倒的な投球を披露し、6月にはノーヒットノーランも達成。21勝3敗、防御率1.77という驚異的な数字を残してナ・リーグの投手二冠に輝いた。奪三振も239でリーグ3位、WHIPは0.88でリーグトップと文句のつけようのない数字。BBWAAの記者30名全員が1位の欄にカーショーの名前を書いて、210ポイントで満点受賞となった。

 一方で、激戦となったア・リーグのサイヤング賞争いを制したのは、4年目の今シーズン一気に大ブレイクを果たした28歳右腕・クリューバー。カーブを武器に18勝をマークし、M.シャーザー(タイガース)やウィーバー(エンゼルス)と並んで最多勝を獲得。防御率2.44はリーグ3位で、奪三振269はリーグ2位と一躍リーグを代表する投手へと登りつめた。

 BBWAAの記者30名中17名に1位で投票を受け、2位で11票、3位で2票の合計169ポイント。フェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ)が、1位こそ13票も、2位で17票を集めてクリューバーに迫ったが、最終的には159ポイント止まり。10ポイント差でクリューバーが受賞した。

 なお、昨年はダルビッシュ有(レンジャーズ)と岩隈久志(マリナーズ)がそれぞれア・リーグ2位と3位に入る健闘を見せたが、今年は日本人選手への投票はなかった。

【サイ・ヤング賞】

ア・リーグ

・C.クリューバー(インディアンス):169pts
投手 右投右打 4年目/28歳
今季成績:34試合 18勝9敗 防御率2.44 奪三振269

2位:F.ヘルナンデス(マリナーズ):159pts
3位:C.セール(ホワイトソックス):78pts
4位:J.レスター(レッドソックス/アスレチックス):46pts
5位:M.シャーザー(タイガース):32pts

ナ・リーグ

・C.カーショー(ドジャース):210pts
投手 左投左打 7年目/26歳
今季成績:27試合 21勝3敗 防御率1.77 奪三振239

2位:J.クエト(レッズ):112pts
3位:A.ウェインライト(カージナルス):97pts
4位:M.バムガーナー(ジャイアンツ):28pts
5位:J.ジマーマン(ナショナルズ):25pts

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