ニュース 2014.11.15. 17:37

広島・鈴木「第1回チャンピオンになりたい」 ダメ押し打で逆転勝利に貢献

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6回、7番辻(巨人)の適時打で同点のホームを踏む鈴木(広島) [Getty Images]
IBAF 21Uワールドカップ 2次ラウンド第3戦
● 台湾 2 - 6 侍ジャパン ○ 
<11月15日 台中インターコンチネンタルスタジアム>

 21歳以下の若手選手たちによる野球の国際大会「第1回 IBAF 21Uワールドカップ」の2次ラウンド第3戦が15日に行われ、21U侍ジャパンが、開催国・台湾との全勝対決を逆転勝ちで制し、7戦全勝で16日の決勝ラウンド進出を決めた。

 5回まで2点ビハインドと苦しい展開だったが、6回に7番辻(巨人)のタイムリー内野安打などで同点。続く7回に相手のエラーで1点を勝ち越すと、なおも二死一、三塁から、5番鈴木(広島)が右中間を深々と破る2点タイムリー三塁打を放ち、5-2と一気に台湾を突き放した。

 試合後インタビューに応じた鈴木は「前の満塁の場面で結果が出ていなかったので、打ててよかった」と安堵の表情。1回に一死満塁と先制のチャンスで打席に入ったが、変化球に翻弄され空振り三振。後続も倒れたため、侍ジャパンは先制点を挙げることができなかった。

 それでも鈴木は、6回に好走塁で同点打を演出するなど足でも逆転勝利に貢献。自身も「完全アウェイの中で、慌てることなくプレーできた」と落ち着いた口調で話した。

 16日の決勝は再び台湾との対戦となり、勝利すれば全勝優勝となる。最後に意気込みを問われた鈴木は、「日本を代表して戦っているので、第1回のチャンピオンになれるよう頑張りたい」と力強く締めた。
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