13日からFA宣言選手との交渉がスタートし、ヤクルトの相川亮二が巨人、日本ハムの大引啓次がヤクルト、DeNAの金城龍彦が巨人など、新チームへの入団を次々に表明している。FA宣言した選手たちの移籍先が決まったところで、次に気になるのが人的補償だ。
今回FA宣言した相川、大引、成瀬、鳥谷、金子の5人は他球団へ移籍した場合、移籍先球団は前球団に対して金銭補償、または前球団が指名した選手1名を与える人的補償をしなければならない。
この人的補償によって他球団へ移籍し、花を咲かせた選手がいる。13年オフに大竹寛の人的補償として、広島へ移籍した一岡竜司だ。巨人時代は層の厚い投手陣を前に、2年間で一軍登板がわずか13試合にとどまっていた。しかし、広島へ移籍した今季はセットアッパーとして、序盤快進撃を見せるチームを支える大活躍。故障によって後半戦は出番を失ったものの、補償による移籍によってその才能を開花させた。
その一方で、人的補償でビックリするような選手が移籍するケースもあった。近年では12年オフ、寺原隼人の人的補償でオリックスへ移籍した馬原孝浩。馬原はこの年、右肩を手術し一度も一軍登板がなかったが、11年までに通算180セーブを挙げるなどソフトバンクの守護神として君臨していた。
今季は、巨人が人的補償を必要とする相川を獲得が決定的。昨季は大竹獲りに成功したが、若手有望株だった一岡をプロテクトから外し、広島へ流出。2年連続で若手選手の移籍は避けたいが、ベテラン選手が去るのも痛い。近年、FA移籍選手以上に注目が集まっている人的補償。今季はどの選手が、新天地へと旅立っていくのだろうか。
【補償選手】福地寿樹(西武→ヤクルト)
【FA移籍選手】新井貴浩(広島→阪神)
【補償選手】赤松真人(阪神→広島)
【FA移籍選手】和田一浩(西武→中日)
【補償選手】岡本真也(中日→西武)
【FA移籍選手】寺原隼人(オリックス→ソフトバンク)
【補償選手】馬原孝浩(ソフトバンク→オリックス)
【FA移籍選手】大竹寛(広島→巨人)
【補償選手】一岡竜司(巨人→広島)
今回FA宣言した相川、大引、成瀬、鳥谷、金子の5人は他球団へ移籍した場合、移籍先球団は前球団に対して金銭補償、または前球団が指名した選手1名を与える人的補償をしなければならない。
この人的補償によって他球団へ移籍し、花を咲かせた選手がいる。13年オフに大竹寛の人的補償として、広島へ移籍した一岡竜司だ。巨人時代は層の厚い投手陣を前に、2年間で一軍登板がわずか13試合にとどまっていた。しかし、広島へ移籍した今季はセットアッパーとして、序盤快進撃を見せるチームを支える大活躍。故障によって後半戦は出番を失ったものの、補償による移籍によってその才能を開花させた。
その一方で、人的補償でビックリするような選手が移籍するケースもあった。近年では12年オフ、寺原隼人の人的補償でオリックスへ移籍した馬原孝浩。馬原はこの年、右肩を手術し一度も一軍登板がなかったが、11年までに通算180セーブを挙げるなどソフトバンクの守護神として君臨していた。
今季は、巨人が人的補償を必要とする相川を獲得が決定的。昨季は大竹獲りに成功したが、若手有望株だった一岡をプロテクトから外し、広島へ流出。2年連続で若手選手の移籍は避けたいが、ベテラン選手が去るのも痛い。近年、FA移籍選手以上に注目が集まっている人的補償。今季はどの選手が、新天地へと旅立っていくのだろうか。
人的補償で移籍した主な選手
【FA移籍選手】石井一久(ヤクルト→西武)【補償選手】福地寿樹(西武→ヤクルト)
【FA移籍選手】新井貴浩(広島→阪神)
【補償選手】赤松真人(阪神→広島)
【FA移籍選手】和田一浩(西武→中日)
【補償選手】岡本真也(中日→西武)
【FA移籍選手】寺原隼人(オリックス→ソフトバンク)
【補償選手】馬原孝浩(ソフトバンク→オリックス)
【FA移籍選手】大竹寛(広島→巨人)
【補償選手】一岡竜司(巨人→広島)