ウィンター・ミーティングが開幕し、移籍市場が本格的に盛り上がりを見せるメジャーリーグ。アメリカン・リーグは特に動きが活発で、東地区ではレッドソックスとブルージェイズが大型補強を敢行し、西地区ではマリナーズが好スタート。その中で話題がやや少なかった中地区であったが、ここに来て今季4位からの巻き返しを狙うホワイトソックスが投手陣の柱となる2人の補強に成功した。
まずは、先発の補強。現地時間9日、6選手が絡むアスレチックスとの大型トレードでジェフ・サマージャを獲得。サマージャはシーズン途中にカブスからアスレチックスに移籍した29歳右腕。33試合、219回と2/3を投げて7勝13敗という成績も、防御率は2.99という数字を残し、オールスターにも出場している。
加えて、ヤンキースからFAとなっていたクローザーのデービッド・ロバートソンを4年総額4600万ドル(約47億6000万円)という大型契約で獲得している。
ロバートソンはメジャー7年目、29歳の右腕。昨シーズン限りで引退した絶対的守護神マリアノ・リベラの後釜というつらいポジションながらも63試合に登板。4勝5敗39セーブ、防御率3.08という成績を残し、クローザー初年度ながら14試合連続セーブを達成するなど、申し分ない活躍を見せた。ヤンキースとは4年という契約年数で折り合いがつかずに決別となったと見られている。
今シーズンのホワイトソックスは、序盤に一時地区2位まで登りつめるも、投手陣が安定感を欠き低迷。12勝4敗で防御率2.17という成績を残した大黒柱クリス・セールと、ルーキーながら3割30本100打点をクリアし、新人王を獲得したホセ・アブレイユという投打の柱を抱えながら、チーム防御率はリーグで下から3番目の4.29で、先発・リリーフともに苦しんだ。
弱点である投手陣の補強に成功し、11月中にはナショナルズから左の強打者アダム・ラローシュも獲得。ホワイトソックスが充実の補強で4位からの巻き返しを狙う。
【トレード】
ジョシュ・フェグリー / 捕手
ランジェル・ラベロ / 一塁手
マーカス・セミエン / 内野手
マイケル・イノア / 投手
【移籍】
デービッド・ロバートソン
投手 右投右打 29歳
・4年総額4600万ドル(約47億6000万円)で移籍。
まずは、先発の補強。現地時間9日、6選手が絡むアスレチックスとの大型トレードでジェフ・サマージャを獲得。サマージャはシーズン途中にカブスからアスレチックスに移籍した29歳右腕。33試合、219回と2/3を投げて7勝13敗という成績も、防御率は2.99という数字を残し、オールスターにも出場している。
加えて、ヤンキースからFAとなっていたクローザーのデービッド・ロバートソンを4年総額4600万ドル(約47億6000万円)という大型契約で獲得している。
ロバートソンはメジャー7年目、29歳の右腕。昨シーズン限りで引退した絶対的守護神マリアノ・リベラの後釜というつらいポジションながらも63試合に登板。4勝5敗39セーブ、防御率3.08という成績を残し、クローザー初年度ながら14試合連続セーブを達成するなど、申し分ない活躍を見せた。ヤンキースとは4年という契約年数で折り合いがつかずに決別となったと見られている。
今シーズンのホワイトソックスは、序盤に一時地区2位まで登りつめるも、投手陣が安定感を欠き低迷。12勝4敗で防御率2.17という成績を残した大黒柱クリス・セールと、ルーキーながら3割30本100打点をクリアし、新人王を獲得したホセ・アブレイユという投打の柱を抱えながら、チーム防御率はリーグで下から3番目の4.29で、先発・リリーフともに苦しんだ。
弱点である投手陣の補強に成功し、11月中にはナショナルズから左の強打者アダム・ラローシュも獲得。ホワイトソックスが充実の補強で4位からの巻き返しを狙う。
【トレード】
ホワイトソックス→アスレチックス
クリス・バシット / 投手ジョシュ・フェグリー / 捕手
ランジェル・ラベロ / 一塁手
マーカス・セミエン / 内野手
アスレチックス→ホワイトソックス
ジェフ・サマージャ / 投手マイケル・イノア / 投手
【移籍】
デービッド・ロバートソン
投手 右投右打 29歳
・4年総額4600万ドル(約47億6000万円)で移籍。