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ベースボールキング編集部が選ぶ 過去10年のFA移籍で活躍した選手トップ10

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近年は苦しい戦いが続いているが、FA移籍で数々の栄光を手にした小笠原道大[Getty Images]
 新年を迎え、新シーズンへの希望も徐々に膨らむプロ野球界。なんと言っても気になるのは新加入選手たちであろう。特にこのストーブリーグで活発だったのがヤクルトで、大引啓次、成瀬善久と投打の役者2名の獲得に成功。2年連続最下位に終わった屈辱からの巻き返しに燃えている。

 そこで、ここでは2004年以降のNPBでFA移籍を行なった選手の中で、最も活躍した選手は誰なのかを調査。個人としての活躍や、チームへの貢献度を照らし合わせながら、過去10年のFA移籍選手の活躍度を独断と偏見でランキングにしてみた。今オフにFA移籍を行なった5名の選手は、果たしてどのような活躍を見せてくれるのか。新シーズンへの期待を抱きながら、過去の移籍選手を振り返る。


【FA移籍で活躍した選手トップ10】
(※星印は移籍後の主な実績)

1位 小笠原道大(1997~2006日本ハム、2007~2013巨人、2014~中日)
<※06年オフの日本ハム→巨人を境に比較>
→ 近年は低迷も、移籍後4年間は欠かさずで3割30本をクリア。07年から巨人を3連覇に導く活躍を見せた。
・移籍前[10年]
 1157試 率.320(4175-1335) 本239 点730
・移籍後[ 8年]
 782試 率.296(2602- 770) 本139 点431
☆優勝5回、日本一2回(移籍前:優勝1回、日本一1回)
★MVP(2007)

2位 内川聖一(2001~2010横浜、2011~ソフトバンク)
→ 移籍後も安定した打撃を披露し、悲願の優勝・日本一を2度も経験。
・移籍前[10年]
 901試 率.313(3019-945) 本79 点355
・移籍後[ 4年]
 518試 率.314(2010-632) 本56 点293
☆優勝2回、日本一2回(移籍前:優勝、日本一ともになし)
★MVP(2011)、首位打者(2011)、最多安打(2012)、日本シリーズMVP(2014)

3位 稲葉篤紀(1995~2004ヤクルト、2005~2014日本ハム)
→ 北海道にファイターズを根付かせた功労者の一人。
・移籍前[10年]
 1023試 率.284(3426- 972) 本122 点437
・移籍後[10年]
 1190試 率.288(4152-1195) 本139 点613
☆優勝4回、日本一1回(移籍前:優勝3回、日本一3回)
★首位打者(2007)、最多安打(2007)、日本シリーズMVP(2006)

4位 和田一浩(1997~2007西武、2008~中日)
→ 打率3割を切るシーズンがここ4年続いているものの、40歳を超えても尚打線の軸としてチームを牽引。
・移籍前[11年]
 958試 率.317(3257-1032) 本177 点543
・移籍後[ 7年]
 931試 率.290(3291- 953) 本137 点512
☆優勝2回(移籍前:優勝4回、日本一2回)
★MVP(2010)、最高出塁率(2010)

5位 杉内俊哉(2002~2011ダイエー・ソフトバンク、2012~巨人)
→ 移籍後3年続けて2ケタ勝利をクリア。以前ほどの圧倒的な雰囲気はやや薄れている印象だが、それでもしっかり結果を残している。
・移籍前[10年]
 225試 103勝55敗(勝率.652) 振1597 防2.92
・移籍後[ 3年]
  74試 33勝16敗(勝率.673) 振 466 防2.84
☆優勝3回、日本一1回(移籍前:優勝3回、日本一2回)
★最多奪三振(2012)

6位 久保康友(2005~2008ロッテ、2009~2013阪神、2014~DeNA)
→ ここ数年起用法も定まらずに不本意な結果に終わっていたが、移籍を機に復活。4年ぶりに2ケタ勝利をマークした。
・移籍前[9年]
 233試 68勝63敗(勝率.519) 振810 防3.67
・移籍後[1年]
  28試 12勝 6敗(勝率.667) 振119 防3.33
☆(移籍前:優勝1回、日本一1回)

7位 村田修一(2003~2011横浜、2012~巨人)
→ 本塁打こそ減ったものの、移籍初年度に悲願の優勝。3連覇中の欠場はわずかに1試合のみ。
・移籍前[9年]
 1158試 率.266(4131-1100) 本251 点732
・移籍後[3年]
  431試 率.275(1554- 427) 本 58 点213
☆優勝3回、日本一1回(移籍前:優勝、日本一ともになし)

8位 石井一久(1992~2001、2006~2007ヤクルト、2008~西武)
<※メジャーでの成績は除く>
→ 豊富な経験で西武を日本一に導き、菊池雄星ら後輩の指導にも一役買った。
・移籍前[12年]
 300試 98勝63敗(勝率.609) 振1610 防3.47
・移籍後[ 6年]
 119試 45勝40敗(勝率.529) 振 505 防4.02
☆優勝1回、日本一1回(移籍前:優勝5回、日本一4回)

9位 中田賢一(2005~2013中日、2014~ソフトバンク)
→ 近年は苦しいシーズンが続いたが、移籍初年度に11勝を挙げ、自身7年ぶりの2ケタ勝利をマーク。日本一にも貢献した。
・移籍前[9年]
 186試 61勝51敗(勝率.545) 振867 防3.57
・移籍後[1年]
  25試 11勝 7敗(勝率.611) 振116 防4.34
☆優勝1回、日本一1回(移籍前:優勝3回、日本一1回)


10位 細川亨(2002~2010西武、2011~ソフトバンク)
→ 数字はやや物足りなさがあるものの、城島の後の捕手人事で苦しんでいたチームに加入すると、そこから4年で2度の日本一に貢献。
・移籍前[9年]
 853試 率.212(2259-480) 本69 点259
・移籍後[4年]
 413試 率.187( 878-164) 本13 点 95
☆優勝2回、日本一2回(移籍前:優勝3回、日本一2回)


【過去10年のFA移籍まとめ】
● 2004年
大村直之(近鉄→ソフトバンク)
稲葉篤紀(ヤクルト→日本ハム)

● 2005年
野口茂樹(中日→巨人)
豊田清(西武→巨人)

● 2006年
小久保裕紀(巨人→ソフトバンク)
小笠原道大(日本ハム→巨人)
門倉健(横浜→巨人)

● 2007年
新井貴浩(広島→阪神)
和田一浩(西武→中日)
石井一久(ヤクルト→西武)

● 2008年
中村紀洋(中日→楽天)
野口寿浩(阪神→横浜)
相川亮二(横浜→ヤクルト)

● 2009年
藤本敦士(阪神→ヤクルト)
橋本将(ロッテ→横浜)
藤井秀悟(日本ハム→巨人)

● 2010年
藤井彰人(楽天→阪神)
細川亨(西武→ソフトバンク)
森本稀哲(日本ハム→横浜)
内川聖一(横浜→ソフトバンク)
小林宏之(ロッテ→阪神)

● 2011年 [※11年内在籍の村田は横浜、12年加入の2名はDeNAの表記]
村田修一(横浜→巨人)
鶴岡一成(巨人→DeNA)
許銘傑(西武→オリックス)
帆足和幸(西武→ソフトバンク)
杉内俊哉(ソフトバンク→巨人)
小池正晃(中日→DeNA)
サブロー(巨人→ロッテ)

● 2012年
日高剛(オリックス→阪神)
寺原隼人(オリックス→ソフトバンク)
平野恵一(阪神→オリックス)

●2013年
小笠原道大(巨人→中日)
山崎勝己(ソフトバンク→オリックス)
久保康友(阪神→DeNA)
大竹寛(広島→巨人)
中田賢一(中日→ソフトバンク)
鶴岡慎也(日本ハム→ソフトバンク)
片岡治大(西武→巨人)
涌井秀章(西武→ロッテ)

● 2014年
大引啓次(日本ハム→ヤクルト)
成瀬善久(ロッテ→ヤクルト)
小谷野栄一(日本ハム→オリックス)
相川亮二(ヤクルト→巨人)
金城龍彦(DeNA→巨人)
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