ニュース 2015.01.05. 13:04

2015年達成されそうな記録 ―投手編―

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広島の黒田博樹は今季中に果たして日米通算200勝達成なるか[Getty Images]
 2015年、野手では谷繁元信(中日)の通算3000試合出場、和田一浩(中日)の通算2000安打などの大記録が達成されそうだが、投手も岩瀬仁紀(中日)が通算900試合登板、黒田博樹(広島)の日米通算200勝達成などの期待が高まる。

 昨季終了時点で889試合登板の岩瀬は、残り11試合で通算900試合登板に届く。歴代でも900試合以上登板している投手は、米田哲也氏(949試合登板)、金田正一(944試合登板)の2人しかいない偉大な記録だ。岩瀬は昨季シーズン終盤、左肘痛の影響で新人からの連続50試合登板の記録が15年で途切れたが、昨季も34試合に登板しており、今季中に達成する可能性は高い。

 勝利数では8年ぶりに日本球界に復帰した黒田博樹(広島)が残り18勝で、日米通算200勝に到達する。日米通じてこれまでシーズン自己最多勝利は、ヤンキース時代の16勝(2012年)、日本では15勝(2005年)とハードルが高い。それでも、メジャーで5年連続2桁勝利を挙げている実績を考えれば、今季中に200勝に到達するのではないかと期待してしまう。

 その他には岩隈久志(マリナーズ)が日米通算150勝、金子千尋(オリックス)が通算100勝達成間近となっている。

今季中に達成が可能な主な記録

【通算900試合登板】
岩瀬仁紀 889試合(残り11試合)

【通算200勝】
西口文也 182勝(残り18勝)
黒田博樹 182勝(残り18勝)*日米通算

【通算150勝】
岩隈久志    145勝(残り5勝)*日米通算
杉内俊哉    136勝(残り14勝)
ダルビッシュ有 132勝(残り18勝)*日米通算
石川雅規    131勝(残り19勝)

【通算100勝】
涌井秀章 93勝(残り7勝)
井川慶  95勝(残り5勝)*日米通算
金子千尋 90勝(残り10勝)
成瀬善久 90勝(残り10勝)
帆足和幸 89勝(残り11勝)
岸孝之  89勝(残り11勝)

【通算200セーブ】
馬原孝浩 180セーブ(残り20セーブ)

【通算100セーブ】
サファテ 91セーブ(残り9セーブ)*日本通算
平野佳寿 84セーブ(残り16セーブ)

【通算200ホールド】
浅尾拓也 183ホールド(残り17ホールド)
宮西尚生 168ホールド(残り32ホールド)

【通算2000投球回】
杉内俊哉 1995回2/3(残り4回1/3)

【通算2500奪三振】
三浦大輔 2405奪三振(残り95奪三振)

【通算1000奪三振】
大竹寛  985奪三振(残り15奪三振)
中田賢一 983奪三振(残り17奪三振)
木佐貫洋 956奪三振(残り44奪三振)
久保康友 929奪三振(残り71奪三振)
帆足和幸 925奪三振(残り75奪三振)
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