ニュース 2015.01.07. 07:00

1年前の1月7日を答え合わせ! ゴジラが毎年浴びる“恒例の質問”とは…

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誰もが気になる松井秀喜氏の今後の予定。将来はやっぱり・・・?[Getty Images]
 ちょうど1年前、野球界ではなにが起こっていたのかを振り返っていく「1年前の答え合わせ」。

 引退後も解説者や臨時コーチなど、様々なところで活躍を見せているゴジラこと松井秀喜氏。オフになると毎年決まって聞かれるのが“巨人の監督になるのかどうか”。3日にTBS系で放送された長嶋茂雄氏に関する特別番組『独占!長嶋茂雄の真実』の中で、長嶋氏が「早くね。そろそろ監督をね。巨人の監督になってくれたらいいなと思っています」と語っていたこともあり、より一層注目が集まる松井氏の去就。果たして、1年前にはどんなことを述べていたのだろうか。2014年1月7日の出来事は以下の通り。


● ファンからのド直球質問にさすがのゴジラも「困りましたね~」

 松井秀喜氏が石川・能美市で市民栄誉賞の表彰式に出席。トークイベントでは、「核心を突く質問です。長嶋巨人、原巨人、そして松井巨人。将来、監督になる野望はありますか?」というファンからの直球質問に「困りましたね~」と困惑の表情を浮かべる場面も。「現時点では分からない。今、原監督で毎年あれだけ勝っているし、個人的には原監督がまだまだ巨人を強くしてほしい。現時点では、あまり思っていない」と監督就任についての自身の考えを述べた。

→ 今年は松井秀喜ベースボールミュージアムで行われた学童野球大会の表彰式で、子どもたちから同じ質問をぶつけられた松井氏。先日TBS系で放送された長嶋茂雄氏の特別番組で、恩師から今すぐにでも監督を引き受けて欲しいといった旨の発言を受けていたが、「君たちがプロ野球選手になった頃になってるかもしれないね。でも、それは分かりませんね」と答えるに留まった。


● 阪神・坂井オーナーが恒例の“今年の漢字”を発表 2014年は「驚」

 阪神の坂井信也オーナーが、毎年恒例となっている“今年の漢字”一文字を発表。夏場まで首位争いをしながら、終盤に失速して2位に終わった反省を踏まえ、「驚異の変身を遂げてラストスパートで優勝するように」と『驚』とした。さらにそれだけでなく、「鳥谷くんの敬(たかし)の下に(えとの)馬。馬に乗ったような勢いで、チームの先頭に立って引っ張っていってほしい」と付け加え「ファンの人を驚かせる変身をしてほしい」とチームの顔に期待を寄せた。

→ 14年シーズンは首位巨人に7ゲーム差の2位で終わるも、CSで広島と巨人に1分けを挟んで5連勝を収め、初めてCSを突破。日本一には届かずも、9年ぶりに日本シリーズの舞台に立った。ただし、リーグ優勝を逃した悔しさは忘れてはならないものであり、それを踏まえた15年の漢字は「無」に決定。「日本シリーズには出たけどまた(心を)新たに。私もオーナーになった時(08年)の初心に戻らないといけない」と球団創設80周年のメモリアルイヤーに向けて静かに闘志を燃やす。


● 王会長、超大型補強で「10倍返し!」

 ソフトバンクの王貞治球団会長が、ヤフオクドームでの鏡開きに後藤芳光球団社長兼オーナー代行らと参加。5年ぶりのBクラスに沈んだ雪辱を目指し、圧倒的な成績でのV奪回を厳命した。「昨年の悔しさを晴らしたい。昨年(13年)は倍返しというのが流行しましたが、5倍、10倍と大きな倍返しをしたい」と流行語を用いて決意表明。チームを鼓舞した。

→ 最後の最後までマジックが点灯しないという苦しいシーズンとなったが、最終的には優勝を収め、3年ぶりに日本一の栄冠を掴んだ。6日、今年も鏡開きに出席した王会長は、「打倒ホークスで11球団が強い思いを持っている。その倍、3倍の用意をしてどんと受け止める気持ちでやっていきたい」と2015年の抱負を語っている。
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