ちょうど1年前、野球界ではなにが起こっていたのかを振り返っていく「1年前の答え合わせ」。

　昨年の大晦日は、ポスティングでメジャー移籍を目指していた田中将大（当時楽天）が、NHK紅白歌合戦に審査員として出演すれば、この年限りで現役引退した山崎武司は、古巣・中日の2014年を占っていた。

　2013年12月31日の出来事は以下の通り。

●マー君が紅白歌合戦の審査員に登場

　ポスティング制度で大リーグ移籍を目指していた田中将大（当時楽天）が、NHK紅白歌合戦に審査員として出演した。アイドル好きの田中は、ももいろクローバーZが登場すると、ゼットのポーズを披露しながら曲紹介した。

→2014年１月に名門・ヤンキースに移籍が決定。右肘の故障に見舞われたが1年目から2桁（13勝）を挙げるなど、適応能力の高さを見せた。また、今年のNHK紅白歌合戦ではゲスト出演し、ももいろクローバーZの応援に駆けつける予定だ。

●現役引退した元中日の山崎武司氏が古巣に辛口？

　2013年シーズン限りで現役引退した山崎武司氏が、現役時代中日でチームメートだった岩瀬仁紀とともにトークショーに出演。2014年から野球解説者に転身することもあり古巣について「優勝は厳しいのでは」と話し、その理由について「特に投手陣が不安定ですよね。先発がいないし４番もいない。投打の軸がいない」と鋭く分析した。

→中日は7月終了時点で46勝44敗3分、首位・巨人とのゲーム差が5と優勝圏内だったが、8月は7勝20敗と大きく負け越し、優勝、CS争いから脱落。「優勝は厳しいのでは」と話した山崎氏の予想通りの展開になってしまった。