2月1日の春季キャンプに向けて、各球団の選手が自主トレに励んでいる。20日は合同自主トレで中日のドラフト1位ルーキー・野村亮介が、捕手を立たせたまま約20球を投げ込んだ。

　また、ロッテの藤岡貴裕、唐川侑己、益田直也の同級生トリオは、QVCマリンで自主トレを行い、ランニング、ノック、キャッチボールなどで汗を流した。

　20日の主な自主トレ情報は以下の通り

■ソフトバンク
加冶屋蓮
→西戸崎合宿所で今年初めてブルペンに入り、捕手を立たせて37球を投げた。加冶屋は「感じは悪くない」と話すなど2年目の今季こそ一軍のマウンドに立ちたいところだ。

■オリックス
山崎福也
→神戸第2球場で行われた新人合同自主トレで、初めて投球練習を行った。この日はカーブを交えながら44球を投げ込み、「低めに決まっていたので、良かったです」とコメントした。

■ロッテ
藤岡貴裕、唐川侑己、益田直也
→藤岡貴裕、唐川侑己、益田直也の3人がQVCマリンで自主トレを行い、ランニング、ノック、キャッチボールなどのトレーニングを積んだ。藤岡は「3人でチームを引っ張っていけるように頑張りたい」と意気込んだ。

■日本ハム
石川直也、立田将太
→千葉県鎌ケ谷市内で行われた新人合同自主トレで、石川直也、立田将太の2人が初めてブルペン入りした。石川、立田ともに約30球を投げ込んだ。

■楽天
藤田一也
→藤田が京都市内で、岡島豪郎、福山博之、藤江均とともに自主トレを行った。藤田は「3年連続ベストナインとゴールデングラブ賞をとる気持ちでやる」と誓った。

■阪神
榎田大樹
→鳴尾浜で自主トレを行い、ブルペンに入った。捕手を立たせたまま53球を投げた榎田は「本格的に投げるのが今日が初めて。意外と投げられた」と振り返った。

石崎剛、守屋功輝
→鳴尾浜球場で行われた新人合同自主トレで、ドラフト2位の石崎剛とドラフト4位の守屋功輝が、3日連続のブルペン入り。石崎は「肩の調子や張り感は良くなって、投げやすい形になってきた」と話せば、守屋も「いい球を投げられるように意識した」と話した。

伊藤隼太
→沖縄県那覇市内で大学の先輩・高橋由伸（巨人）らと合同自主トレを行った。この日はノック、フリー打撃で汗を流し、「順調にいい練習ができています。体もしっかり仕上がってきていると思います」と順調ぶりをアピールした。

■広島
野間峻祥
→大野練習場で、プロ入り後初めてフリー打撃を行った。「自分のペースでやっています。初めてにしてはしっかりと打てました」と満足のいく打撃ができたようだ。

■中日
野村亮介
→ナゴヤ球場で行われている合同自主トレで初のブルペン入り。捕手を立たせたまま約20球を投げ込んだ野村は「キャンプが始まるまでに捕手を座らせてできると思います」と春季キャンプに向けてピッチを上げていく。