28年ぶりに2年連続Bクラスに沈んだ中日は15日、ナゴヤ球場で選手会の合同自主トレがスタート。今オフも目立った補強はなかった中日の上位進出を狙うカギになるのが、本拠地・ナゴヤドームでの戦い方だ。
過去10年を振り返ると、伝統的に本拠地で高い勝率を残している中日。特にリーグ連覇した2010年は51勝17敗1分、2011年は42勝22敗6分と圧倒的な強さを誇った。ところが、2001年以来のBクラスとなった2013年は29勝38敗1分、2014年は33勝32敗2分と、ここ2年ホームで憎らしいほど強いかつての姿は影を潜めた。
しかし、ビジターでの成績に目を向けると、2010年と2011年の2年間は合計で57勝81敗6分と大きく負け越していたのに対し、2013年と2014年は67勝73敗4分。連覇を果たしたときに苦手にしていたビジターを、この2年間は克服しつつある。
ここ2年のビジターでの成績を保ちながら、かつてのようなホームでの圧倒的な強さを思い出すことができれば、3年ぶりのAクラスや4年ぶりのリーグ優勝も大きく近づいてくることだろう。世代交代の遅れなど、決して楽なチーム状況ではないが、その中で強かった時代をよく知る2年目の谷繁兼任監督が本拠地でどのような戦い方を見せるのか、要注目だ。
■ 過去10年のナゴヤドームでの成績とビジターでの成績
<ナゴヤドーム>
2005年 38勝30敗0分 勝率.559
2006年 47勝22敗1分 勝率.681
2007年 41勝26敗0分 勝率.612
2008年 37勝26敗4分 勝率.587
2009年 40勝26敗1分 勝率.606
2010年 51勝17敗1分 勝率.750
2011年 42勝22敗6分 勝率.656
2012年 40勝19敗8分 勝率.678
2013年 29勝38敗1分 勝率.433
2014年 33勝32敗2分 勝率.508
<ビジター>
2005年 37勝35敗1分 勝率.514
2006年 37勝32敗4分 勝率.536
2007年 33勝37敗2分 勝率.471
2008年 30勝41敗1分 勝率.423
2009年 39勝33敗0分 勝率.542
2010年 26勝44敗2分 勝率.371
2011年 31勝37敗4分 勝率.456
2012年 31勝33敗8分 勝率.484
2013年 35勝35敗2分 勝率.500
2014年 32勝38敗2分 勝率.457
過去10年を振り返ると、伝統的に本拠地で高い勝率を残している中日。特にリーグ連覇した2010年は51勝17敗1分、2011年は42勝22敗6分と圧倒的な強さを誇った。ところが、2001年以来のBクラスとなった2013年は29勝38敗1分、2014年は33勝32敗2分と、ここ2年ホームで憎らしいほど強いかつての姿は影を潜めた。
しかし、ビジターでの成績に目を向けると、2010年と2011年の2年間は合計で57勝81敗6分と大きく負け越していたのに対し、2013年と2014年は67勝73敗4分。連覇を果たしたときに苦手にしていたビジターを、この2年間は克服しつつある。
ここ2年のビジターでの成績を保ちながら、かつてのようなホームでの圧倒的な強さを思い出すことができれば、3年ぶりのAクラスや4年ぶりのリーグ優勝も大きく近づいてくることだろう。世代交代の遅れなど、決して楽なチーム状況ではないが、その中で強かった時代をよく知る2年目の谷繁兼任監督が本拠地でどのような戦い方を見せるのか、要注目だ。
■ 過去10年のナゴヤドームでの成績とビジターでの成績
<ナゴヤドーム>
2005年 38勝30敗0分 勝率.559
2006年 47勝22敗1分 勝率.681
2007年 41勝26敗0分 勝率.612
2008年 37勝26敗4分 勝率.587
2009年 40勝26敗1分 勝率.606
2010年 51勝17敗1分 勝率.750
2011年 42勝22敗6分 勝率.656
2012年 40勝19敗8分 勝率.678
2013年 29勝38敗1分 勝率.433
2014年 33勝32敗2分 勝率.508
<ビジター>
2005年 37勝35敗1分 勝率.514
2006年 37勝32敗4分 勝率.536
2007年 33勝37敗2分 勝率.471
2008年 30勝41敗1分 勝率.423
2009年 39勝33敗0分 勝率.542
2010年 26勝44敗2分 勝率.371
2011年 31勝37敗4分 勝率.456
2012年 31勝33敗8分 勝率.484
2013年 35勝35敗2分 勝率.500
2014年 32勝38敗2分 勝率.457