ニュース 2015.01.29. 17:44

外国人の来日ハプニング 機内で他球団の選手と隣の席?

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2013年には第3回WBCでオランダ代表で出場したバレンティン[Getty Images]
 2月1日の春季キャンプに向けて、外国人選手が続々と来日している。その一方で来日の際、毎年何かしらのハプニングが起こる。そこで、これまでの来日トラブル、ハプニングの一部を紹介していきたい。

 今年もすでに、阪神のマウロ・ゴメスがトラブルに巻き込まれている。パスポートの入ったバッグを車の中に置いていたところ車上荒らしに遭い、パスポートが盗難される不運に見舞われる。予定していた来日から遅れることになり、2年連続でキャンプ初日までに来日できない可能性が出てきた。

 その他には、他球団の選手が機内で隣同士になるということも。2014年には、ヤクルトのウラディミール・バレンティンとDeNAのキジェルモ・モスコーソが機内で隣同士となった。新助っ人のモスコーソは、球場の特徴をバレンティンから教わるなど日本野球の情報を集めた。バレンティンから教わった効果があったのか、モスコーソはDeNAの外国人投手シーズン最多勝利記録を更新した。

外国人来日時の主なトラブル・ハプニング集

マウロ・ゴメス(阪神)
2015年
→現地時間26日、パスポートの入ったバッグを車の中に置いていたところ、バッグごと盗まれ、28日の来日予定が延期となった。

ホセ・ロペス(DeNA)
2015年
→28日に来日したロペスは、飛行機の機材トラブルで約3時間遅れの到着。

チャッド・ハフマン(ロッテ)、ランディ・ウィリアムス(元西武)
2014年
→新外国人のハフマンと、ウィリアムス(西武)が偶然にも同じ便で来日。しかもハフマンとウィリアムスの席が隣同士に。ハフマンは、飛行機の中でウィリアムスから日本の野球について情報種集。ちなみにハフマンは、ウィリアムスとの対戦成績は4打数1安打だった。

バレンティン(ヤクルト)、キジェルモ・モスコーソ(DeNA)
2014年
→モスコーソとバレンティンが、飛行機の席が隣同士に。モスコーソは、機内でバレンティンから球場の特徴を教えてもらった。

ラスティングス・ミレッジ(ヤクルト)
2012年
→予定を1日延期して来日。その理由というのが、普段は空港まで車で20分かかるところが道路の渋滞により、1時間以上かかり飛行機に乗り遅れたとのこと。

ウイリーモー・ペーニャ(元ソフトバンク)
2012年
→シカゴから成田経由で福岡に行く予定だったが、当時同僚だったブライアン・ファルケンボーグが「乗っていなかった」と証言。球団関係者が大慌てしたが、ペーニャはシカゴからの飛行機が遅れていて、乗り継ぎができなかったそうだ。結局、予定していた2時間半後にペーニャは福岡に到着した。

トッド・ベッツ(元ヤクルト)
2003年
→成田空港に来日した際、球団職員、マスコミの記者たちがはっきりと顔が分からなかったため、ベッツ本人とは違うベッツを取材してしまうハプニング。偽物がヤクルトの帽子やカメラマンに要求するポーズを応じているところ本物は、取材風景を遠目から眺めていた。
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