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中日のルーキーが熱い! 憲伸以来の新人王もあるか

 中日は12球団の中で最も新人王から遠ざかっている。最後に新人王を獲得したのが、98年に14勝6敗、防御率2.57の成績を残した川上憲伸。それ以降、岩瀬仁紀、田島慎二、又吉克樹など1年目から活躍した選手はいたが、新人王を輩出できていない。だが、今年は大学、社会人、独立リーグなど即戦力ルーキーが多く、21世紀に入ってから初となる新人王誕生に期待がもてそうだ。

 ここまでのキャンプでは、野手の活躍ぶりが目立つ。背番号1を付けるドラフト3位の友永翔太は、走攻守三拍子揃った外野手。谷繁元信監督も「トータル的にほぼ全てを兼ね備えている。大島もうかうかしていられない」と評価が高い。

 二塁を本職とするドラフト4位の石川駿は12日のシート打撃で、昨季54試合に登板した祖父江大輔、ドラフト2位の浜田智博から安打を放った。石川は11日のシート打撃でも安打を放っており、2日続けて安打を記録している。

 桐蔭学園高(神奈川県)時代、鈴木大地(ロッテ)とチームメートだったドラフト6位の井領雅貴は12日のシート打撃で、昨季途中、守護神・岩瀬の代役で抑えを務めた福谷浩司のストレートをライト前に運ぶなど、2安打1打点の活躍。偵察に来た他球団のスコアラーは「これまでマークしていないと言っていましたが、大変失礼致しました」と謝罪した。

 ここまで野手3人の名前が挙がっているが、遊撃を守るドラフト7位の遠藤一星もいる。8日のフリー打撃で福谷から一発を放ち、谷繁監督も「体が細いのによく飛ばす」と絶賛した。12日のシート打撃では祖父江のスライダーを反対方向に流して、左安を放つなどアピールを続けている。

 投手陣では、両手を高く上げる“バンザイ投法”のドラフト2位・浜田智博が目立っている。12日に初めてシート打撃に登板。2回2失点も、5つの三振を奪った。見逃し三振に倒れた大島洋平は「やられましたね。130キロ前半くらいかなと思ったけど、想像以上に球が走っていた」と驚いた様子だった。

 14日からは、対外試合がスタートする。ここから開幕に向けて、結果が求められてくる。即戦力と言われるルーキーたちは、開幕一軍に生き残り、その先の新人王を手にする選手が現れるのだろうか。
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