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激化するソフトBの先発ローテ争い 摂津は生き残れるか!?

 ソフトバンクの摂津正投手が13日、キャンプ休日だったこの日も室内練習場を訪れ、体幹トレーニングなどで約1時間汗を流した。

 ここまで順調に調整を続け、16日には打撃投手を務める予定の摂津。5年連続となる2ケタ勝利を目指し、今年も先発ローテの柱として期待されているが、一方で急激な衰えを危惧する声もある。

 昨季の日本シリーズ最終戦で好投し文字通り“有終の美”で2014年を終えたが、8月以降は3勝4敗と負け越し、レギュラーシーズンのラスト2試合は連続KO。エースの状態と同調するようにチームも失速し、あわや2位転落という瀬戸際に立たされた。

 摂津が不振に陥った原因は、代名詞とも言える制球力の悪化。先発転向後は両コーナーを丁寧に突くスタイルで相手打者からも一目置かれる存在だったが、昨年の与四死球率は4.50。これはチームの四球王・中田賢一の4.53とほぼ変わらない数字で、個人成績を見ても与四死球率は年々悪化している(下記参照)。

 過去の実績と貢献度を考慮し、現時点で開幕投手候補にも名前が挙がっている摂津だが、生命線の制球力を改善できなければ、開幕どころかローテ定着も厳しくなる。

 チームには新たな先発候補として、メジャー帰りの松坂大輔、昨シーズン韓国リーグで投手二冠に輝いたバンデンハークが加入。大枚をはたいて獲得したこの二人は、よほどのことがない限り開幕ローテーションに入るだろう。

 ローテ候補はほかにも、昨季の勝ち頭・中田とスタンリッジ。ポストシーズンでの好投が光った大隣憲司、武田翔太と精鋭揃い。彼ら以外にも東浜巨、飯田優也ら期待の若手、さらに帆足和幸と寺原隼人のベテランコンビも控える。

 実力者がひしめくソフトバンクの先発争いの中で、摂津は再び輝きを取り戻せるのか。今後の実戦登板を楽しみにしたい。


【摂津の先発転向後の年間成績】

2011年:26試合 14勝8敗 防御率2.79 与四死球率1.87
2012年:27試合 17勝5敗 防御率1.91 与四死球率2.61
2013年:25試合 15勝8敗 防御率3.05 与四死球率2.77
2014年:22試合 10勝8敗 防御率3.90 与四死球率4.50
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