ニュース 2015.02.23. 18:20

日本だけじゃなかった…ブレーブスのアプトンが不振脱却を目指し登録名変更

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近年の不振から脱却すべく、今年から『メルビン・アプトンJr.』に登録名を変更するアプトン兄弟の兄[Getty Images]
 現地時間23日、ブレーブスのB.J.アプトンが登録名の変更を発表。今シーズンから『メルビン・アプトンJr.』として戦うことになった。

 メルビン・アプトンJr.は、弟のジャスティンとともに兄弟メジャーリーガーとして活躍。12年のオフにブレーブスと5年総額7500万ドル(現在のレートで約89億円)の大型契約を結び、鳴り物入りで入団してから今年で3年目を迎えるも、移籍後2年間は散々な成績に終わっており、本名に変更することで心機一転、不振からの脱却を目指す。

 日本では、不振やケガに苦しんだ選手たちが心機一転を図って登録名の変更に踏み切るという例は少なくない。たとえば、巨人の亀井善行は2009年のブレイク後、度重なるケガに苦しんで成績を落としたことから、13年の年明けに『亀井義行』から『亀井善行』に登録名を変更した。

 現・巨人の片岡治大も、西武時代の12年末に『片岡易之』から『片岡治大』に変更した経験を持つ。ちなみに、片岡の本名は『片岡保幸』であるが、社会人時代にケガに苦しんだことから西武入団時に『片岡易之』として選手登録。現在の『片岡治大』は2代目の登録名となっている。

 一方のアメリカでは、日本ほど登録名の変更は頻繁に行われないものの、最近ではマーリンズのスタントンがファーストネームを『マイク』から『ジャンカルロ』に変更した後大ブレーク。このオフには13年総額2億9200万ドルという超大型契約を結ぶなど、一気にスターダムを駆け上がった。

 弟のジャスティンがパドレスへ移籍し、登録名も変更して迎える2015年シーズン。メルビン・アプトンJr.はかつての輝きを取り戻すことができるだろうか。

メルビン・アプトンJr.

 外野手 右投右打 31歳
通算成績:1233試 率.243 本139 点508 盗塁264
(2013年:126試 率.184 本9 点26 盗塁12)
(2014年:141試 率.208 本12 点35 盗塁20)

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