コラム

現地メディアのMLB全30球団格付けが発表!今年の本命は…?

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昨年ナ・リーグ東地区を制したナショナルズが本命に推された。(左)ストラスバーグ、(右)ワース[Getty Images]
 MLB公式サイト『MLB.com』をはじめ、『ESPN』や『CBS Sports』などアメリカのスポーツサイトでは、シーズンを通して“Power Rankings”(パワーランキング)という格付けを発表している。全30チームの戦力やチーム状況を基に、世界一に最も近いチームを1位、最も遠いチームを30位とランク付けし、基本的には週に1度更新されていくものである。

 そして今週、キャンプインのタイミングで『CBS Sports』が現時点のパワーランキングを発表した。気になる順位は以下の通り。

1位 ナショナルズ
2位 パイレーツ
3位 カージナルス
4位 マリナーズ(岩隈久志)
5位 インディアンス
6位 ドジャース
7位 エンゼルス
8位 タイガース
9位 オリオールズ
10位 ジャイアンツ(青木宣親)
11位 レッドソックス(上原浩治、田沢純一)
12位 ロイヤルズ
13位 ブルージェイズ(川崎宗則)
14位 カブス(和田毅)
15位 ホワイトソックス
16位 パドレス
17位 メッツ
18位 ヤンキース(田中将大)
19位 マーリンズ(イチロー)
20位 アスレチックス
21位 ブルワーズ
22位 レイズ
23位 レッズ
24位 アストロズ
25位 レンジャーズ(ダルビッシュ有、藤川球児)
26位 ツインズ
27位 ロッキーズ
28位 ブレーブス
29位 ダイヤモンドバックス
30位 フィリーズ

 トップ3は、昨季ポストシーズンにも進出したナ・リーグの実力チームが占めた。ア・リーグのトップは全体4位のマリナーズ。今年の日本人選手の中では岩隈が世界一に最も近いということになる。昨季のワールドシリーズを戦ったジャイアンツとロイヤルズはそれぞれ10位と12位と比較的低めにランク付けされた。ダルビッシュと藤川が所属するレンジャーズは25位と今年も上位争いは厳しいとみられる。

 参考までに昨季ポストシーズンに進出した10チームの開幕前のランキングを見てみよう。ここでは『ESPN』と『FOXスポーツ』の2014年シーズン開幕直前のランキングを抽出した。(※数字はESPN/FOXの順位)

エンゼルス  16位 / 19位
オリオールズ 10位 / 17位
タイガース  6位 / 1位
ロイヤルズ  13位 / 16位
アスレチックス 8位 / 9位

ナショナルズ 5位 / 5位
ドジャース  2位 / 4位
カージナルス 1位 / 2位
ジャイアンツ 15位 / 12位
パイレーツ  14位 / 7位

 やはり全体的に小さい数字が目立つ。注目すべきは、20位以下からポストシーズンに進出したチームは皆無だった点だ。開幕前の格付けがそれなりに的を射ていたと言えるだろう。両サイトがともに20位以下に格付けしたチームで、シーズン勝ち越しを果たしたのもブルージェイズだけだった。

 しかし、両リーグで最高勝率を残したエンゼルスを見てみると「16位 / 19位」と下馬評は低かった。さらに、ワイルドカードからワールドシリーズに進出したジャイアンツとロイヤルズも、開幕前は平均的なチームと見られていた。

 今季もまだ開幕までは1ヵ月以上あり、それまでに故障者や新たな補強など各チームも動きはあるはず。そして、開幕後もシーズンを通じてランキングは大きく変動するだろう。

 下位にランク付けされたチームが上位をうかがうのは、そう容易いことではないかもしれない。しかし、ひとつ間違いのない事実は、4月の開幕の時点では全チームが貯金・借金ゼロからスタートするということ。ワールドシリーズ後の答え合わせを楽しみにしたい。
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