開幕まで1カ月を切ったプロ野球。ここからは3月27日に照準を合わせ、オープン戦メインで調整を進めて行く。若手にとっては一軍生き残りを掛けた最終アピールの場。限られた実戦で結果を残し、開幕ベンチ入りを果たしたいところだ。
巨人の高卒7年目・大田泰示も、激しい競争に身を置くひとり。キャンプ期間は紅白戦を含めたすべての実戦で4番起用され、32打数13安打、打率.406、1本塁打と結果を残した。これには原監督も「成長している」と高評価。28日のオープン戦(対ヤクルト)も4番起用が濃厚で、生き残りをかけた戦いがいよいよ幕を開ける。
スケールの大きさから“未完の大器”を言われ続けてきた24歳。昨季の春季キャンプでも、松井秀喜臨時コーチの指導もあり飛躍のきっかけを掴んだが、開幕前の3月に打撃不振に陥り二軍落ち。同じ過ちを繰り返すわけにはいかない。
昨季9月27日のDeNA戦でチーム第81代4番に抜擢されたが、そもそも開幕スタメンの経験すらない男がいきなり“開幕4番”となれば異例の大抜擢だ。2000年以降の開幕4番打者を見ても、松井や高橋由伸、イ・スンヨプにアレックス・ラミレスと、真の実力者が並ぶ(下記参照)。現状、村田修一の調子が上がらず、阿部慎之助は右ふくらはぎを痛めた影響で調整不足。主軸勢の足踏みをあり、ここへ来て一気に“開幕4番”への期待が高まっている。
まずは開幕一軍入り、定位置確保が最優先なのはもちろんだが、ここまで4番に座り続けているのは紛れもなく大田の実力。周りの状態は気にせずこのまま結果を残し続ければ、開幕4番の道が拓けてくる。
これまでの実戦とは違い、ここからのオープン戦は主力級の投手陣が続々と登場予定。その中で、期待の和製大砲がどんな打撃を見せるのか。いち野球ファンとしても楽しみだ。
<巨人:2000年以降の開幕4番>
00年:松井秀喜
01年:松井秀喜
02年:松井秀喜
03年:高橋由伸
04年:高橋由伸
05年:清原和博
06年:イ・スンヨプ
07年:イ・スンヨプ
08年:イ・スンヨプ
09年:アレックス・ラミレス
10年:アレックス・ラミレス
11年:アレックス・ラミレス
12年:阿部慎之助
13年:阿部慎之助
14年:村田修一
15年: ?
巨人の高卒7年目・大田泰示も、激しい競争に身を置くひとり。キャンプ期間は紅白戦を含めたすべての実戦で4番起用され、32打数13安打、打率.406、1本塁打と結果を残した。これには原監督も「成長している」と高評価。28日のオープン戦(対ヤクルト)も4番起用が濃厚で、生き残りをかけた戦いがいよいよ幕を開ける。
スケールの大きさから“未完の大器”を言われ続けてきた24歳。昨季の春季キャンプでも、松井秀喜臨時コーチの指導もあり飛躍のきっかけを掴んだが、開幕前の3月に打撃不振に陥り二軍落ち。同じ過ちを繰り返すわけにはいかない。
昨季9月27日のDeNA戦でチーム第81代4番に抜擢されたが、そもそも開幕スタメンの経験すらない男がいきなり“開幕4番”となれば異例の大抜擢だ。2000年以降の開幕4番打者を見ても、松井や高橋由伸、イ・スンヨプにアレックス・ラミレスと、真の実力者が並ぶ(下記参照)。現状、村田修一の調子が上がらず、阿部慎之助は右ふくらはぎを痛めた影響で調整不足。主軸勢の足踏みをあり、ここへ来て一気に“開幕4番”への期待が高まっている。
まずは開幕一軍入り、定位置確保が最優先なのはもちろんだが、ここまで4番に座り続けているのは紛れもなく大田の実力。周りの状態は気にせずこのまま結果を残し続ければ、開幕4番の道が拓けてくる。
これまでの実戦とは違い、ここからのオープン戦は主力級の投手陣が続々と登場予定。その中で、期待の和製大砲がどんな打撃を見せるのか。いち野球ファンとしても楽しみだ。
<巨人:2000年以降の開幕4番>
00年:松井秀喜
01年:松井秀喜
02年:松井秀喜
03年:高橋由伸
04年:高橋由伸
05年:清原和博
06年:イ・スンヨプ
07年:イ・スンヨプ
08年:イ・スンヨプ
09年:アレックス・ラミレス
10年:アレックス・ラミレス
11年:アレックス・ラミレス
12年:阿部慎之助
13年:阿部慎之助
14年:村田修一
15年: ?