日本歴代1位となる通算402セーブを記録する中日の絶対的守護神の岩瀬仁紀が、左肘の故障の影響で開幕一軍が微妙なところ。1日に放送された『サンデードラゴンズ』(中部日本放送)の山田久志氏と谷繁元信選手兼任監督との対談でも、岩瀬について谷繁監督は「たぶん出遅れると思います」と話している。そこで気になるのが、勝利の方程式だ。
昨季は、岩瀬が左肘の違和感で8月9日に一軍登録を抹消された後、セットアッパーだった福谷浩司が抑えを務めた。福谷はシーズンが終了するまでに、力強いストレートを武器に11セーブをマーク。プレッシャーのかかるポジションを見事にこなした。岩瀬が開幕に出遅れることになれば、昨季抑えを経験し、オープン戦でも最終回のマウンドを託されている福谷が任されることになるだろう。
そうなると、勝ちパターンの8回は又吉克樹が投げることが予想される。ルーキーだった昨季、又吉は福谷に次ぐチーム2位の67試合に登板し、防御率2.21を記録しており、実績は十分。オープン戦も3試合に登板しているが、全て8回の1イニングを務め、無失点に抑えている。
7回を投げる投手も、ルーキーイヤーの昨季54試合に登板した祖父江大輔、復活を目指す浅尾拓也、田島慎二など人材は豊富だ。リーグ優勝した11年にMVPを受賞した浅尾は、1日のロッテとのオープン戦では1回3安打2失点と精彩を欠いたが、田島はここまでオープン戦3試合に登板して無失点と好調。
昨季救援防御率リーグ1位の3.24を記録したリリーフ陣。岩瀬が開幕に出遅れたとしても、豊富なリリーフ陣で、勝ちゲームを落とすことなく勝利をもたらすことができるのだろうか。
昨季成績:試72 2勝4敗11S 防1.81
OP戦成績:試2 0勝0敗0S 防0.00
又吉克樹
昨季成績:試67 9勝1敗2S 防2.21
OP戦成績:試3 0勝0敗0S 防0.00
浅尾拓也
昨季成績:試22 1勝1敗0S 防6.16
OP戦成績:試1 0勝0敗0S 防18.00
祖父江大輔
昨季成績:試54 0勝3敗0S 防3.53
OP戦成績:試1 0勝0敗0S 防0.00
田島慎二
昨季成績:試42 3勝5敗0S 防5.12
OP戦成績:試3 0勝0敗1S 防0.00
*記録は3月4日終了時点のもの
昨季は、岩瀬が左肘の違和感で8月9日に一軍登録を抹消された後、セットアッパーだった福谷浩司が抑えを務めた。福谷はシーズンが終了するまでに、力強いストレートを武器に11セーブをマーク。プレッシャーのかかるポジションを見事にこなした。岩瀬が開幕に出遅れることになれば、昨季抑えを経験し、オープン戦でも最終回のマウンドを託されている福谷が任されることになるだろう。
そうなると、勝ちパターンの8回は又吉克樹が投げることが予想される。ルーキーだった昨季、又吉は福谷に次ぐチーム2位の67試合に登板し、防御率2.21を記録しており、実績は十分。オープン戦も3試合に登板しているが、全て8回の1イニングを務め、無失点に抑えている。
7回を投げる投手も、ルーキーイヤーの昨季54試合に登板した祖父江大輔、復活を目指す浅尾拓也、田島慎二など人材は豊富だ。リーグ優勝した11年にMVPを受賞した浅尾は、1日のロッテとのオープン戦では1回3安打2失点と精彩を欠いたが、田島はここまでオープン戦3試合に登板して無失点と好調。
昨季救援防御率リーグ1位の3.24を記録したリリーフ陣。岩瀬が開幕に出遅れたとしても、豊富なリリーフ陣で、勝ちゲームを落とすことなく勝利をもたらすことができるのだろうか。
昨季成績とオープン戦の成績
福谷浩司昨季成績:試72 2勝4敗11S 防1.81
OP戦成績:試2 0勝0敗0S 防0.00
又吉克樹
昨季成績:試67 9勝1敗2S 防2.21
OP戦成績:試3 0勝0敗0S 防0.00
浅尾拓也
昨季成績:試22 1勝1敗0S 防6.16
OP戦成績:試1 0勝0敗0S 防18.00
祖父江大輔
昨季成績:試54 0勝3敗0S 防3.53
OP戦成績:試1 0勝0敗0S 防0.00
田島慎二
昨季成績:試42 3勝5敗0S 防5.12
OP戦成績:試3 0勝0敗1S 防0.00
*記録は3月4日終了時点のもの