中日のリリーフ投手といえば、守護神の岩瀬仁紀、11年セットアッパーでリーグMVPに輝いた浅尾拓也、近年では昨年リーグ2位のホールドポイントを挙げた福谷浩司などリリーフの人材が豊富な印象がある。そこで、中日の最近15年のチーム最多登板を振り返っていきたい。
2000年代前半といえば、新人の99年から15年連続50試合登板していた岩瀬が全盛期。勝ちパターンに組み込まれていることもあり、毎年チーム最多登板を記録していると思いきや、02年は遠藤政隆、山北茂利の57試合登板、03年も落合英二の61試合登板と岩瀬以外の投手もチーム最多登板となっている。
岩瀬が抑えに転向してからは、チームのセットアッパーと呼ばれる投手が最多登板になっていることが多い。06年は平井正史、07年は岡本真也、08年は高橋聡文。そして09年からの3年間は浅尾拓也がチーム最多登板。浅尾はリーグ優勝した10年、11年、2年連続で70試合を超える登板数で、チームの勝利に大きく貢献した。
浅尾が故障した12年以降は、12年が山井大介、田島慎二、13年は岡田俊哉、14年が福谷と顔ぶれは変わっているが、7回、8回を投げる勝ちパターンの投手がチーム最多登板となっている。14年、72試合に登板した福谷は、シーズン終盤には故障した岩瀬に代わり抑えを務めた。
今季も勝ちパターンを担うであろう福谷、又吉克樹を中心に登板数が増えていくのか。それとも、浅尾が復活しリリーフ陣の負担が減り、50試合登板代でチーム最多登板となるのか。中日リリーフ陣の登板数に注目だ。
01年 岩瀬仁紀(61試合)
02年 遠藤政隆、山北茂利(57試合)
03年 落合英二(61試合)
04年 岡本真也(63試合)
05年 高橋聡文(61試合)
06年 平井正史(57試合)
07年 岡本真也(62試合)
08年 高橋聡文(54試合)
09年 浅尾拓也(67試合)
10年 浅尾拓也(72試合)
11年 浅尾拓也(79試合)
12年 山井大介、田島慎二(56試合)
13年 岡田俊哉(66試合)
14年 福谷浩司(72試合)
2000年代前半といえば、新人の99年から15年連続50試合登板していた岩瀬が全盛期。勝ちパターンに組み込まれていることもあり、毎年チーム最多登板を記録していると思いきや、02年は遠藤政隆、山北茂利の57試合登板、03年も落合英二の61試合登板と岩瀬以外の投手もチーム最多登板となっている。
岩瀬が抑えに転向してからは、チームのセットアッパーと呼ばれる投手が最多登板になっていることが多い。06年は平井正史、07年は岡本真也、08年は高橋聡文。そして09年からの3年間は浅尾拓也がチーム最多登板。浅尾はリーグ優勝した10年、11年、2年連続で70試合を超える登板数で、チームの勝利に大きく貢献した。
浅尾が故障した12年以降は、12年が山井大介、田島慎二、13年は岡田俊哉、14年が福谷と顔ぶれは変わっているが、7回、8回を投げる勝ちパターンの投手がチーム最多登板となっている。14年、72試合に登板した福谷は、シーズン終盤には故障した岩瀬に代わり抑えを務めた。
今季も勝ちパターンを担うであろう福谷、又吉克樹を中心に登板数が増えていくのか。それとも、浅尾が復活しリリーフ陣の負担が減り、50試合登板代でチーム最多登板となるのか。中日リリーフ陣の登板数に注目だ。
最近15年のチーム最多登板投手
00年 岩瀬仁紀(58試合)01年 岩瀬仁紀(61試合)
02年 遠藤政隆、山北茂利(57試合)
03年 落合英二(61試合)
04年 岡本真也(63試合)
05年 高橋聡文(61試合)
06年 平井正史(57試合)
07年 岡本真也(62試合)
08年 高橋聡文(54試合)
09年 浅尾拓也(67試合)
10年 浅尾拓也(72試合)
11年 浅尾拓也(79試合)
12年 山井大介、田島慎二(56試合)
13年 岡田俊哉(66試合)
14年 福谷浩司(72試合)