先日ダルビッシュ有も受け、無事に成功したトミー・ジョン手術。今では日本にいてもよく耳にする手術であり、その成功率が年々高まっていることはよく伝えられているが、その後のことはあまり報じられることがない。
そんな中、気になるニュースが飛び込んできた。トミー・ジョン手術からの復帰を目指していたオリオールズの捕手マット・ウィータースに、再び離脱する可能性が出てきたという。
MLB公式サイト『MLB.com』によると、マット・ウィータースが手術をした右ヒジに腱炎を発症し、およそ1週間捕手としての出場を見送ると報じられている。
28歳の若さにして3度のオールスター選出経験を持つウィータースは、ジャイアンツのバスター・ポージーと並べて将来を嘱望された強打の捕手として知られる。
昨年6月にトミー・ジョン手術を受け、復帰に向けて奮闘していたウィータースは、火曜日のツインズ戦で復帰後初の先発マスクを被り、6回までプレー。ただし、2回の守備でゴロをさばいた際、一塁への送球が逸れ出塁を許すなど、不安をのぞかせる場面もあった(記録は内野安打)。
幸いそれほど重症ではなく、早ければ日曜日の試合には復帰予定とのことだが、指名打者としての出場になることが見込まれている。そして、その後の経過を見てオープン戦期間中に守備に就くことが難しいと判断した場合は、開幕ロースター入りを見送る可能性もあると言う。
ウィータースが今後どうなるかはわからないが、今回の件によって、トミー・ジョン手術の成功率は向上しているとはいえ、リスクが全くないわけではないことが改めて判明したと言えるだろう。
ダルビッシュも、手術前日のブログで「この手術は100パーセント帰ってこられるわけではありません。帰ってこられない可能性もあるのです」と悲壮な覚悟を綴っているが、手術を終えてようやくスタートライン。本当の勝負はこれからだ。
そんな中、気になるニュースが飛び込んできた。トミー・ジョン手術からの復帰を目指していたオリオールズの捕手マット・ウィータースに、再び離脱する可能性が出てきたという。
MLB公式サイト『MLB.com』によると、マット・ウィータースが手術をした右ヒジに腱炎を発症し、およそ1週間捕手としての出場を見送ると報じられている。
28歳の若さにして3度のオールスター選出経験を持つウィータースは、ジャイアンツのバスター・ポージーと並べて将来を嘱望された強打の捕手として知られる。
昨年6月にトミー・ジョン手術を受け、復帰に向けて奮闘していたウィータースは、火曜日のツインズ戦で復帰後初の先発マスクを被り、6回までプレー。ただし、2回の守備でゴロをさばいた際、一塁への送球が逸れ出塁を許すなど、不安をのぞかせる場面もあった(記録は内野安打)。
幸いそれほど重症ではなく、早ければ日曜日の試合には復帰予定とのことだが、指名打者としての出場になることが見込まれている。そして、その後の経過を見てオープン戦期間中に守備に就くことが難しいと判断した場合は、開幕ロースター入りを見送る可能性もあると言う。
ウィータースが今後どうなるかはわからないが、今回の件によって、トミー・ジョン手術の成功率は向上しているとはいえ、リスクが全くないわけではないことが改めて判明したと言えるだろう。
ダルビッシュも、手術前日のブログで「この手術は100パーセント帰ってこられるわけではありません。帰ってこられない可能性もあるのです」と悲壮な覚悟を綴っているが、手術を終えてようやくスタートライン。本当の勝負はこれからだ。