ニュース 2015.03.22. 13:08

充実ぶりが光るオリックスの安達 1番起用でスケールの大きなショートへ

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オープン戦では1番起用が増えているオリックスの安達了一©BASEBALLKING
 オリックスの4年目・安達了一が、新シーズンへ向け充実した準備期間を送っている。チームは今オフ、中島裕之、小谷野栄一、ブランコら即戦力の内野手を次々補強したが、本職であるショートの定位置をガッチリと守ると同時に、オープン戦ではここ最近1番での起用が続き3割以上の打率をキープしている。

 「1番・ショート」で先発出場した21日の阪神戦でも、初回にセンター前ヒットを放ち出塁。試みた盗塁こそ失敗したが、持っているポテンシャルを如何なく発揮した。この起用には森脇監督の「大きく育てたい」という意向もあり、安達の1番起用はバリエーションの1つとしてシーズン中も数多く見られそうだ。

 優勝するための戦力を揃えたオリックスだが、補強した前述の3選手だけでなく、昨季からの中心選手である糸井嘉男、平野恵一、ヘルマンらは全員が30代。期待が膨らむ15年シーズンではあるが、世代交代の遅れは無視できない問題だ。さらに期待の若手を見ても、駿太、新人の小田裕也、西野真弘、宗佑磨ら「右投げ・左打ち」の選手が圧倒的に多い。この点でも、昨季8本塁打をマークし非凡なパンチ力を秘める右打者はチームにとって貴重な存在だ。

 日本代表目線で見ても、安達は飛躍してほしい選手の一人。小久保体制の侍ジャパンでは、坂本勇人(巨人)、今宮健太(ソフトバンク)がショートのレギュラーを争っているが、能力を見れば彼らに引けをとらない。むしろ、1番起用で一回り成長することができれば、17年WBCではショートの一番手に成り得る可能性を秘める。

 これまでは主に2番で起用され、小技もできる器用さは実証済み。ブランコのケガの具合もあり、開幕は従来通り2番で迎えそうだが、主砲が復活すれば指揮官がかねてから構想を練る“2番糸井”が発動し、1番安達、2番糸井、3番中島、4番ブランコの超攻撃的ラインナップが実現するかも知れない。

 もともと社会人・東芝時代は1番・ショートが定位置だった安達。ここからさらにスケールアップし、チームの枠を越え球界を代表するショートに成長してほしいところだ。 

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