● ヤンキース 1 - 6 ブルージェイズ ○
<現地時間4月6日 ヤンキースタジアム>
いよいよ2015年シーズンの開幕を迎えたメジャーリーグ。ヤンキースの田中将大は現地時間6日(日本時間7日)、本拠地でのブルージェイズ戦に先発登板。3回に一挙5点を失い、あえなく敗戦投手となった。
日本人メジャーリーガーとしては野茂英雄、松坂大輔、黒田博樹に次ぐ4人目の栄誉を任された田中将大。昨シーズンは3戦3勝、メジャー初登板初勝利もケガからの復帰勝利も挙げた“お得意様”ブルージェイズ相手の投球ではあったが、そのマウンドは苦い思い出となってしまった。
立ち上がりこそ2回の内野安打1本に抑える内容で、3奪三振と快調に飛ばしていた田中。ところが、2巡目に入ったところで歯車が狂いだす。安打と四球で無死一、二塁のピンチを招くと、1番のレイエスが三塁方向へ意表を突くセーフティーバント。これを三塁手のヘドリーが一塁へ悪送球、二塁走者が一気に還り、あっけない形で先制を許す。
さらに無死二、三塁から、2番のマーティンにライトへと運ばれ、二者が生還。追加点を許すと、一死後、4番のエンカーナシオンには甘く入ったツーシームをレフトスタンドまで運ばれ、さらに2失点。この回だけで一挙5点を失った。
その後も田中はツーシームの制球に苦しみ、伝家の宝刀であるスプリットも見極められなす術がない状態に。結局4回はゼロでしのいだものの、27球もの球数を要し、4回終了時点で82球。ケガの再発防止のために設けられた90球の球数制限のこともあり、4回でマウンドを降りた。
結局田中は4回5安打2四球、6奪三振で5失点。失策が絡んだため自責点が4という内容。反撃したい打線もブルージェイズ先発のハッチソンを前に沈黙。ガードナーの一発で1点を返すのが精いっぱいで、ビハインドを跳ね返すことはできず。田中に黒星がついた。
苦しい投手事情の中、先発陣の柱として大きな期待をかけていた田中将大がまさかの大誤算。本来の姿とは程遠いマウンドに終わり、ヤンキースにとってはダメージの大きな一敗となってしまった。
<現地時間4月6日 ヤンキースタジアム>
いよいよ2015年シーズンの開幕を迎えたメジャーリーグ。ヤンキースの田中将大は現地時間6日(日本時間7日)、本拠地でのブルージェイズ戦に先発登板。3回に一挙5点を失い、あえなく敗戦投手となった。
日本人メジャーリーガーとしては野茂英雄、松坂大輔、黒田博樹に次ぐ4人目の栄誉を任された田中将大。昨シーズンは3戦3勝、メジャー初登板初勝利もケガからの復帰勝利も挙げた“お得意様”ブルージェイズ相手の投球ではあったが、そのマウンドは苦い思い出となってしまった。
立ち上がりこそ2回の内野安打1本に抑える内容で、3奪三振と快調に飛ばしていた田中。ところが、2巡目に入ったところで歯車が狂いだす。安打と四球で無死一、二塁のピンチを招くと、1番のレイエスが三塁方向へ意表を突くセーフティーバント。これを三塁手のヘドリーが一塁へ悪送球、二塁走者が一気に還り、あっけない形で先制を許す。
さらに無死二、三塁から、2番のマーティンにライトへと運ばれ、二者が生還。追加点を許すと、一死後、4番のエンカーナシオンには甘く入ったツーシームをレフトスタンドまで運ばれ、さらに2失点。この回だけで一挙5点を失った。
その後も田中はツーシームの制球に苦しみ、伝家の宝刀であるスプリットも見極められなす術がない状態に。結局4回はゼロでしのいだものの、27球もの球数を要し、4回終了時点で82球。ケガの再発防止のために設けられた90球の球数制限のこともあり、4回でマウンドを降りた。
結局田中は4回5安打2四球、6奪三振で5失点。失策が絡んだため自責点が4という内容。反撃したい打線もブルージェイズ先発のハッチソンを前に沈黙。ガードナーの一発で1点を返すのが精いっぱいで、ビハインドを跳ね返すことはできず。田中に黒星がついた。
苦しい投手事情の中、先発陣の柱として大きな期待をかけていた田中将大がまさかの大誤算。本来の姿とは程遠いマウンドに終わり、ヤンキースにとってはダメージの大きな一敗となってしまった。