○ ソフトバンク 4 － 2 日本ハム ●
＜1回戦・鹿児島＞

　工藤公康監督率いるソフトバンクと栗山英樹監督率いる日本ハムによる報道ステーション元野球キャスター公式戦初対決は、ソフトバンクが勝利し工藤監督に軍配が上がった。

　試合が動いたのは3回。日本ハムは3回一死から中島卓也がレフト前ヒットで出塁し、盗塁で二塁に進塁。1番西川遥輝のライト前タイムリーを放ち、7連勝中の日本ハムが先制。

　先制を許したソフトバンクは、4回2本のヒットで二死一、三塁とすると、第1打席にヒットを放っている中村晃がライト前タイムリーで同点に追いつく。中村晃のタイムリーはチームにとっても37イニングぶりの得点となった。

　同点のまま試合は7回まで進んでいき、７回裏のソフトバンクの攻撃を迎える。四球と失策で無死一、二塁とすると柳田悠岐が放った一塁へのゴロを中田翔がトンネル。二塁走者の中村晃が生還し、ソフトバンクが勝ち越しに成功。さらに内川聖一、松田宣浩にタイムリーが飛び出し、この回3点を奪った。

　日本ハムも直後の8回に一死二塁から田中賢介のタイムリーで2点差に迫るも、陽、中田が打ち取られ同点に追いつくことができず。

　2点リードの9回はソフトバンク守護神のサファテが日本ハム打線を抑え逃げ切った。