○ ヤンキース 6 - 2 オリオールズ ●
<現地時間5月10日 ヤンキー・スタジアム>
ヤンキースのマイケル・ピネダが現地時間10日、本拠地でのオリオールズ戦に先発。7回までに6安打を浴びながらも自己最多の16奪三振の快投で、1失点。開幕から無傷の5連勝をマークした。
開幕から4勝負けなしと勢いにのるピネダは、この日も初回からエンジン全開。毎回奪三振どころか毎回2つ以上の三振を奪い、うち2イニングで3三振を記録。驚異的な投球を披露し、失点はJ.J.ハーディに食らった一発の1失点のみに抑える快投で、今シーズン5勝目を挙げた。
ピネダは公称201センチの長身から投げ下ろす100マイル(約160キロ)に迫る速球が武器の本格派投手。2011年にマリナーズでデビューを果たし、4月に月間最優秀新人を獲得。7月のオールスターゲームでも登板するなど、期待は高かった。
ところが、12年にヤンキースに移ってからは故障との戦い。2年間晴れの舞台から遠ざかり、昨年ようやく掴んだチャンスも、松ヤニを使った不正投球が判明し、出場停止処分を受けてしまう。
さらに処分が解除された後も、今度は肩の故障に襲われる不運を受け、長期離脱を強いられたピネダ。それでも、昨シーズンは限られた出番の中、13試合で5勝5敗。防御率は1.89と堂々たる数字を残し、今シーズンの飛躍に大きな期待がかけられていた。
そして迎えた2015年シーズン、始まってみれば、チームで先発の軸として期待された田中将大は手首の故障で離脱。加えてこちらも復活にかけるかつてのエース・C.C.サバシアも、ここまで6試合の登板でまさかの0勝5敗、防御率5.45と苦しい投球が続いている。
そんな状況の中でしっかりと頭角を現した26歳の新星に、ニューヨークのファンは心酔。早くも“エース”の称号まで囁かれているほど。
開幕前の苦しい見立てを覆し、地区首位を走るヤンキースを引っ張る26歳「マイケル・ピネダ」に注目だ。
ポジション:投手
出身:ドミニカ共和国
投/打:右投/右打
身長/体重:201センチ/118キロ
今季成績:7試(46回1/3) 5勝0敗 奪三54 防2.72
<現地時間5月10日 ヤンキー・スタジアム>
ヤンキースのマイケル・ピネダが現地時間10日、本拠地でのオリオールズ戦に先発。7回までに6安打を浴びながらも自己最多の16奪三振の快投で、1失点。開幕から無傷の5連勝をマークした。
開幕から4勝負けなしと勢いにのるピネダは、この日も初回からエンジン全開。毎回奪三振どころか毎回2つ以上の三振を奪い、うち2イニングで3三振を記録。驚異的な投球を披露し、失点はJ.J.ハーディに食らった一発の1失点のみに抑える快投で、今シーズン5勝目を挙げた。
ピネダは公称201センチの長身から投げ下ろす100マイル(約160キロ)に迫る速球が武器の本格派投手。2011年にマリナーズでデビューを果たし、4月に月間最優秀新人を獲得。7月のオールスターゲームでも登板するなど、期待は高かった。
ところが、12年にヤンキースに移ってからは故障との戦い。2年間晴れの舞台から遠ざかり、昨年ようやく掴んだチャンスも、松ヤニを使った不正投球が判明し、出場停止処分を受けてしまう。
さらに処分が解除された後も、今度は肩の故障に襲われる不運を受け、長期離脱を強いられたピネダ。それでも、昨シーズンは限られた出番の中、13試合で5勝5敗。防御率は1.89と堂々たる数字を残し、今シーズンの飛躍に大きな期待がかけられていた。
そして迎えた2015年シーズン、始まってみれば、チームで先発の軸として期待された田中将大は手首の故障で離脱。加えてこちらも復活にかけるかつてのエース・C.C.サバシアも、ここまで6試合の登板でまさかの0勝5敗、防御率5.45と苦しい投球が続いている。
そんな状況の中でしっかりと頭角を現した26歳の新星に、ニューヨークのファンは心酔。早くも“エース”の称号まで囁かれているほど。
開幕前の苦しい見立てを覆し、地区首位を走るヤンキースを引っ張る26歳「マイケル・ピネダ」に注目だ。
マイケル・ピネダ
メジャー3年目/26歳ポジション:投手
出身:ドミニカ共和国
投/打:右投/右打
身長/体重:201センチ/118キロ
今季成績:7試(46回1/3) 5勝0敗 奪三54 防2.72