巨人の新外国人ホアン・フランシスコは、メジャー通算48発を放ち、期待を受けて途中入団した。2日の阪神戦で一軍デビューしたが、18打席で11三振。守備でも拙いプレーが目立ち二軍降格。一軍昇格を目指し、二軍で汗を流しているが、桁違いのパワーを見せつけている。9日の西武との二軍戦で場外弾を放つと、翌10日も場外に一発。二軍戦では5試合に出場して、打率.400、3本塁打9打点の成績を残している。
99年、西武に途中入団したコーリー・ポールは、同年は初打席初本塁打を放つなど一軍で12本塁打を記録。だが翌年以降は、他の外国人選手との兼ね合いもあり二軍が主戦場になる。ポールは腐ることなく、二軍で00年に打率.353、21本塁打69打点の成績を残し三冠王。
アレックス・カブレラ、スコットマクレーンが加入した翌年も、一軍で『ツインバズーカ砲』と呼ばれたカブレラとマクレーンが本塁打を量産する中、ポールは二軍で打率.352、21本塁打95打点で2年連続三冠王。本塁打と打点は当時のイースタン最多記録となった。だが、2年連続で二軍三冠王に輝きながら同年オフに退団した。
投手では昨季、広島に在籍したザック・フィリップスがいる。フィリップスは、二軍で32試合に登板し17セーブ。防御率は驚異の0.26。それでも一軍では、バリントン、ミコライオ、エルドレッド、ロサリオといった外国人が活躍していたこともあり、チャンスに恵まれず1年で退団となった。
打撃では桁違いのパワーを見せるフランシスコは、守備の欠点に加え、外国人枠の兼ね合いもある。二軍の帝王となるのか。それとも一軍で活躍する姿をファンに見せることができるのか。今後もフランシスコの動向に目が離せなさそうだ。
ポール(元西武)
率353 本21 点69(00年)
率352 本27 点95(01年)
ムニス(元ロッテ)
率.342 本15 点57(09年)
<投手>
ダーウィン(元阪神)
19試 9勝1敗2S 防2.76(05年)
フィリップス(元広島)
32試 0勝0敗17S 防0.26(14年)
99年、西武に途中入団したコーリー・ポールは、同年は初打席初本塁打を放つなど一軍で12本塁打を記録。だが翌年以降は、他の外国人選手との兼ね合いもあり二軍が主戦場になる。ポールは腐ることなく、二軍で00年に打率.353、21本塁打69打点の成績を残し三冠王。
アレックス・カブレラ、スコットマクレーンが加入した翌年も、一軍で『ツインバズーカ砲』と呼ばれたカブレラとマクレーンが本塁打を量産する中、ポールは二軍で打率.352、21本塁打95打点で2年連続三冠王。本塁打と打点は当時のイースタン最多記録となった。だが、2年連続で二軍三冠王に輝きながら同年オフに退団した。
投手では昨季、広島に在籍したザック・フィリップスがいる。フィリップスは、二軍で32試合に登板し17セーブ。防御率は驚異の0.26。それでも一軍では、バリントン、ミコライオ、エルドレッド、ロサリオといった外国人が活躍していたこともあり、チャンスに恵まれず1年で退団となった。
打撃では桁違いのパワーを見せるフランシスコは、守備の欠点に加え、外国人枠の兼ね合いもある。二軍の帝王となるのか。それとも一軍で活躍する姿をファンに見せることができるのか。今後もフランシスコの動向に目が離せなさそうだ。
二軍で活躍した主な外国人
<打者>ポール(元西武)
率353 本21 点69(00年)
率352 本27 点95(01年)
ムニス(元ロッテ)
率.342 本15 点57(09年)
<投手>
ダーウィン(元阪神)
19試 9勝1敗2S 防2.76(05年)
フィリップス(元広島)
32試 0勝0敗17S 防0.26(14年)