いま、にわかに盛り上がりを見せているの巨人の“外国人枠”を巡る争い。
現在、巨人の一軍はスコット・マシソン、マイルズ・マイコラス、アーロン・ポレダの投手3人とレスリー・アンダーソンの野手一人で外国人枠は埋まっている状態であるが、マイコラスはここまで4試合の登板で0勝2敗、防御率は4.91。来日初勝利を目指した14日の試合も、同点の5回に自らの暴投で勝ち越し点を献上するなど、5回途中5失点と自滅した。
結果だけでなく内容の悪さも兼ね備えており、巨人のような層の厚いチームの中にいてこのままの状態ではそう何度もチャンスをもらうことはできないだろう。二軍ではその最後のイスを狙う選手たちがアピールを続けている。
緊急加入で低迷する打線の起爆剤として期待を受けながら、多すぎる三振と守乱で即二軍落ちとなったホアン・フランシスコ。二軍では“問題行動”が指摘されるところもあったが、バットを持てば9試合で打率.355、4本塁打、14打点と大暴れ。格の違いを見せつけている。
加入2年目を迎えるフレデリク・セペダも元気。打率はやや下がって現在.264となっているものの、出塁率は.391を誇る。本塁打は1本だが、二塁打を7本放って打点は8つ記録。オフシーズンの間も母国キューバでリーグ戦に出場していたこともあり、その反動も心配された35歳だが、奮闘を見せる。
ただし、この2人に大きな注目が集まる巨人のファームに、もう一人外国人選手が在籍していることをご存知だろうか。
背番号94、エクトル・メンドーサ。実は今年で加入2年目を迎える、キューバ出身の速球派右腕である。
セペダを皮切りに、DeNAが獲得したグリエル、ロッテが獲得したデスパイネと、“至宝”と呼ばれた選手たちが続々と来日。日本球界が空前のキューバブームに沸く中、デスパイネのあとにしれっとキューバからやってきたのがこのメンドーサであった。
21歳の若き右腕は、結局14年シーズン中の一軍デビューは叶わなかったものの、ファームでは4試合に登板して防御率1.59と好投。大器の片鱗を見せていた。
今シーズンはセペダと同じくキューバリーグに参戦し、また所属チームが勝ち進んだこともあって来日は4月22日。開幕からほぼ1カ月遅れての合流となった。
それでも、5月12日のイースタン・ロッテ戦で今シーズン初登板し、打者一人を三振に斬って取ると、14日の試合では1回を1奪三振で無失点。翌15日のファーム交流戦・ソフトバンク戦では今シーズン初の連投を1回1奪三振無失点と無難にこなし、ここまで3試合の登板で打者7人から3奪三振のパーフェクト。圧巻の投球を披露している。
マイコラスに代わるとなると先発が欲しいところであるが、メンドーサが昇格することで現在中継ぎとしての起用が続く小山雄輝や、先日登録を抹消された宮国椋丞あたりを先発に回すこともでき、山口鉄也、高木京介、戸根千明と左が偏るブルペン陣のバランスも良くなるなど戦術の幅が広がる。
2人の大物に視線が注がれる中、意外な大穴候補が出現!?一軍昇格を目指す巨人二軍の助っ人外国人たちによるサバイバルに注目だ。
現在、巨人の一軍はスコット・マシソン、マイルズ・マイコラス、アーロン・ポレダの投手3人とレスリー・アンダーソンの野手一人で外国人枠は埋まっている状態であるが、マイコラスはここまで4試合の登板で0勝2敗、防御率は4.91。来日初勝利を目指した14日の試合も、同点の5回に自らの暴投で勝ち越し点を献上するなど、5回途中5失点と自滅した。
結果だけでなく内容の悪さも兼ね備えており、巨人のような層の厚いチームの中にいてこのままの状態ではそう何度もチャンスをもらうことはできないだろう。二軍ではその最後のイスを狙う選手たちがアピールを続けている。
緊急加入で低迷する打線の起爆剤として期待を受けながら、多すぎる三振と守乱で即二軍落ちとなったホアン・フランシスコ。二軍では“問題行動”が指摘されるところもあったが、バットを持てば9試合で打率.355、4本塁打、14打点と大暴れ。格の違いを見せつけている。
加入2年目を迎えるフレデリク・セペダも元気。打率はやや下がって現在.264となっているものの、出塁率は.391を誇る。本塁打は1本だが、二塁打を7本放って打点は8つ記録。オフシーズンの間も母国キューバでリーグ戦に出場していたこともあり、その反動も心配された35歳だが、奮闘を見せる。
ただし、この2人に大きな注目が集まる巨人のファームに、もう一人外国人選手が在籍していることをご存知だろうか。
背番号94、エクトル・メンドーサ。実は今年で加入2年目を迎える、キューバ出身の速球派右腕である。
セペダを皮切りに、DeNAが獲得したグリエル、ロッテが獲得したデスパイネと、“至宝”と呼ばれた選手たちが続々と来日。日本球界が空前のキューバブームに沸く中、デスパイネのあとにしれっとキューバからやってきたのがこのメンドーサであった。
21歳の若き右腕は、結局14年シーズン中の一軍デビューは叶わなかったものの、ファームでは4試合に登板して防御率1.59と好投。大器の片鱗を見せていた。
今シーズンはセペダと同じくキューバリーグに参戦し、また所属チームが勝ち進んだこともあって来日は4月22日。開幕からほぼ1カ月遅れての合流となった。
それでも、5月12日のイースタン・ロッテ戦で今シーズン初登板し、打者一人を三振に斬って取ると、14日の試合では1回を1奪三振で無失点。翌15日のファーム交流戦・ソフトバンク戦では今シーズン初の連投を1回1奪三振無失点と無難にこなし、ここまで3試合の登板で打者7人から3奪三振のパーフェクト。圧巻の投球を披露している。
マイコラスに代わるとなると先発が欲しいところであるが、メンドーサが昇格することで現在中継ぎとしての起用が続く小山雄輝や、先日登録を抹消された宮国椋丞あたりを先発に回すこともでき、山口鉄也、高木京介、戸根千明と左が偏るブルペン陣のバランスも良くなるなど戦術の幅が広がる。
2人の大物に視線が注がれる中、意外な大穴候補が出現!?一軍昇格を目指す巨人二軍の助っ人外国人たちによるサバイバルに注目だ。