○ 中日 1 - 0 阪神 ●
<11回戦・ナゴヤドーム>
中日先発の大野が、4月7日のヤクルト戦以来となる今季2度目の完封勝利。チームの連敗を3で止め、大野はリーグトップに並ぶ5勝目(1敗)を手にした。
左腕エースがチームの窮地を救った。大野は立ち上がりから安定感抜群で、阪神打線を7回まで散発の2安打。1点リードの終盤に立て続けにピンチを招いが、8回は一死一、二塁から、代打・狩野を注文通りのショートゴロ併殺。最終回も2つの四球で二死一、二塁としたが、最後は5番マートンをセンターフライに打ち取り笑顔が弾けた。
お立ち台の上がった大野は「先制してもらって、1点を守り抜くつもりでいた。その通りに行ってよかった」と安堵の表情。「甲子園(5月4日)、秋田(同10日)とバランスが良くなかったが、この一週間で上手く修正できた」と好投の理由を述べた。
それでも「(終盤の)先頭打者の四球はやってはいけない。今後はなくしていきます」と反省を忘れず、最後は「明日は吉見さんが勝ってくれると思います」と、新人時代から慕う右のエースへエールを送った。
打線は阪神先発の能見に苦しめられたが、4回に2番荒木の二塁打を口火に、5番ナニータのタイムリーで先制。以降は追加点を奪えなかったが、大野が虎の子の1点を最後まで守り抜いた。先発マスクを被り、最後までボールを受けた谷繁兼任監督も「初回から気迫のこもった投球をしてくれた」と左腕エースの好投を称えた。
<11回戦・ナゴヤドーム>
中日先発の大野が、4月7日のヤクルト戦以来となる今季2度目の完封勝利。チームの連敗を3で止め、大野はリーグトップに並ぶ5勝目(1敗)を手にした。
左腕エースがチームの窮地を救った。大野は立ち上がりから安定感抜群で、阪神打線を7回まで散発の2安打。1点リードの終盤に立て続けにピンチを招いが、8回は一死一、二塁から、代打・狩野を注文通りのショートゴロ併殺。最終回も2つの四球で二死一、二塁としたが、最後は5番マートンをセンターフライに打ち取り笑顔が弾けた。
お立ち台の上がった大野は「先制してもらって、1点を守り抜くつもりでいた。その通りに行ってよかった」と安堵の表情。「甲子園(5月4日)、秋田(同10日)とバランスが良くなかったが、この一週間で上手く修正できた」と好投の理由を述べた。
それでも「(終盤の)先頭打者の四球はやってはいけない。今後はなくしていきます」と反省を忘れず、最後は「明日は吉見さんが勝ってくれると思います」と、新人時代から慕う右のエースへエールを送った。
打線は阪神先発の能見に苦しめられたが、4回に2番荒木の二塁打を口火に、5番ナニータのタイムリーで先制。以降は追加点を奪えなかったが、大野が虎の子の1点を最後まで守り抜いた。先発マスクを被り、最後までボールを受けた谷繁兼任監督も「初回から気迫のこもった投球をしてくれた」と左腕エースの好投を称えた。