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活躍を期待されながら伸び悩んでいた男たち…ついに覚醒か?

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2日のDeNA戦に先発する広島の福井優也©BASEBALLKING
 入団以来、毎年のように期待されながら伸び悩んでいた選手たちが、覚醒間近だ。

 広島の福井優也がその一人。早稲田大から10年のドラフト1位で広島に入団。1年目から先発ローテーションに入り8勝をマーク。前田健太とともに将来カープ先発陣を引っ張っていくと思われた。

 2年目以降は2勝、0勝、4勝と期待通りの働きができず。その間に、福井と同じく即戦力投手として入団した野村祐輔(11年ドラフト1位)、大瀬良大地(13年ドラフト1位)が先発ローテーションで投げる中、自身は一軍で結果を残せず悔しい日々を送っていた。

 4年目の昨季、後半戦から復調の兆しを見せ、5年目の今季は一味違う。これまでは制球に苦しみ自滅する場面が多かったが、そういったケースが減った。17日のDeNA戦では6四死球を与えながらも、7回途中3安打1失点で3勝目。規定投球回には到達していないが、防御率は2.45と抜群の安定感を誇っている。

 06年高校生ドラフト1位でロッテに入団した大嶺祐太も、9年目の今季、花を咲かせそうだ。大嶺も福井同様、制球に苦しみプロ入り後は、10年の5勝が最高で力を発揮できずにいた。

 今季は開幕先発ローテ入りを逃し、リリーフで1試合登板した後、4月26日の楽天戦で今季初先発。5回2失点で敗戦投手になったが、5月3日の日本ハム戦で今季初勝利。2勝目を挙げた10日の西武戦では、弟の翔太とともに初めてお立ち台に上がった。

 17日の楽天戦は、勝ち負けは付かなかったが、5回を無失点に抑えている。四球を与える試合は多いが、自滅するケースが少なくなり試合を作れるようになった。今年こそ、ローテーションに定着し、10年の5勝を上回る勝ち星を挙げたいところだ。

 野手では09年ドラフト4位でロッテに入団した清田育宏が、打ちまくっている。ルーキーイヤーの10年の日本シリーズでは、打率.333、1本塁打6打点を記録し、日本一に大きく貢献。自身も優秀選手賞を受賞する活躍を見せた。

 翌年以降は、熾烈な外野手争いを勝ち抜くことができず、一、二軍を行き来。昨年はプロ入り後ワーストの24試合の出場にとどまった。今季は開幕から一軍で出場を続け、9日の西武戦から16日の楽天戦にかけて球団新記録となる4試合連続猛打賞を達成。10年の日本シリーズで強烈なインパクトを残した男が、ついに覚醒の時を迎えようとしている。

福井、大嶺、清田の昨季と今季成績

福井優也(広島)
昨季成績:11試 4勝5敗 防4.35
今季成績:5試 3勝1敗 防2.45

大嶺祐太(ロッテ)
昨季成績:13試 3勝4敗 防3.46
今季成績:5試 2勝1敗 防1.73

清田育宏(ロッテ)
昨季成績:24試 率.170 本4 点10
今季成績:27試 率.347 本4 点13

※記録は5月17日終了時点
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