ニュース 2015.05.18. 18:30

今季から配置転換となった投手たち…どんな成績を残してる?

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守護神に定着した楽天の松井裕樹©BASEBALLKING
 昨季、山口俊(DeNA)や西野勇士(ロッテ)などが配置転換されたが、今季も持ち場が変わった投手がいる。

 高卒2年目の松井裕樹(楽天)は、先発からリリーフ転向にした。当初は、抑え候補のミコライオに繋ぐセットアッパーとして期待されたが、そのミコライオが腰痛で長期離脱。松井裕はチームのピンチをチャンスに変えた。オープン戦で結果を残し、抑えのポジションを掴んだ。

 シーズンが開幕してからは、今季初登板となった3月28日の日本ハム戦から13試合連続無失点投球。4月5日のロッテ戦から5月6日の日本ハム戦にかけて無安打投球を披露するなど、リーグ4位の8セーブ、防御率0.53を記録。この活躍ぶりに大久保監督は、ミコライオが復帰後も、松井を守護神でいくことを示唆。ここまでは、この配置転換は吉と出ている。

 松井裕と同じく、沢村拓一(巨人)も今季から抑えに配置転換となった。沢村は先発時代、新人の11年から2年連続で二桁勝利をマークしたが、13年以降は勝ち星が思うように伸びず。原辰徳監督は、日本一奪回のために沢村をリリーフにすることを決意。

 沢村は原監督の期待に応えるように、開幕からセーブを重ねる。走者を出す登板が続き、3人できっちり抑える場面は少ないが、リーグ2位の14セーブをマーク。防御率も1.48を記録している。

 一方、リリーフから先発転向した投手もいる。13年に最多セーブのタイトルを獲得した西村健太朗(巨人)は今季から先発に。開幕前にマシソンの不調で、一時的にリリーフに戻ったが、マシソンが一軍昇格後は、二軍で先発調整を続けている。だが、5月1日のヤクルトとの二軍戦で、ライナーが顔面に直撃し、10針を縫う大けがに見舞われた。

 13年にリリーフで、34回1/3連続無失点に抑える活躍を見せた千賀滉大(ソフトバンク)も、今季から先発に転向。一軍の先発投手が好調ということもあって、一軍登板はないが、二軍で4勝0敗、防御率0.00と抜群の安定感を見せている。

主な配置転換した投手たちの成績

松井裕樹(楽天)
昨季成績:27試 4勝8敗0S 防3.80
今季成績:14試 0勝0敗8S 防0.53

沢村拓一(巨人)
昨季成績:12試 5勝3敗 防3.72
今季成績:21試 3勝2敗14S 防1.48

西村健太朗(巨人)
昨季成績:49試 4勝4敗6S 防2.98
今季成績:1試 0勝0敗 防9.00

千賀滉大(ソフトバンク)
昨季成績:19試 1勝1敗 防1.99
今季成績:4試 4勝0敗 防0.00 ※

ヒース(広島)
昨季成績:7試 3勝0敗 防2.38
今季成績:11試 0勝2敗4S 防1.59

※は二軍成績
記録は5月17日終了時点のもの

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