19日の広島戦にバルデス(中日)が先発する。バルデスは、QS(6回3自責点以内)を9試合中8試合記録するなど、安定した投球を開幕から見せているが、未だに勝ち星がない。
これまでの登板で最も勝利に近づいたのが、5月6日の阪神戦(甲子園)。中日が3回に荒木雅博のタイムリーで先制すると、6回に平田良介の本塁打で追加点を挙げ、リードする展開。バルデスは7回まで無失点投球も8回に、代打・新井良太にソロ本塁打を浴び1点を失う。
9回のマウンドに上がったバルデスは、簡単に二死を奪い来日初勝利が目前に迫った。しかし、二死からゴメスにセンター前ヒットで出塁を許すと、ここで降板。後を受けたリリーフ陣が、1点のリードを守り切れず来日初勝利を挙げることができなかった。
バルデスが勝てない要因に援護点が少ないことが挙げられる。9試合全ての援護点の合計は14点。ちなみに中日で開幕から先発ローテーションを守っている山井大介が26点、大野雄大が22点の援護点をもらっていることを考えると、かなり少ない。それでも、バルデスは気持ちを切らすことなく、自分の役割をしっかりと果たしている。
内海哲也(巨人)も昨季、バルデスのように開幕から勝ち星に恵まれなかった。4月を終えた時点で0勝2敗、防御率2.87。まずまずの成績を残していたが、5月に入ると勝てない焦りからか不安定な投球が続き、さらに白星が遠のいた。14年の初勝利は、登板10試合目の5月29日の楽天戦。結局、内海は夏場以降に勝ち星を伸ばし、7勝でシーズンを終えた。
バルデスは昨季、内海が初勝利を挙げた10試合目の先発で、来日初勝利を挙げることができるのだろうか。
- 6回 被安3 奪三8 自責3
援護点:0
4月2日 巨人戦
- 6回1/3 被安6 奪三3 自責2
援護点:2
4月8日 ヤクルト戦
- 7回2/3 被安5 奪三6 自責1
援護点:1
4月14日 阪神戦
- 8回 被安6 奪三5 自責1
援護点:2
4月19日 広島戦
● 6回 被安5 奪三8 自責2
援護点:0
4月25日 DeNA戦
● 6回 被安7 奪三5 自責4
援護点:1
4月30日 巨人戦
● 6回1/3 被安7 奪三3 自責3
援護点:3
5月6日 阪神戦
- 8回2/3 被安6 奪三3 自責2
援護点:2
5月14日 DeNA戦
- 6回0/3 被安8 奪三2 自責3
援護点:3
※ ●は黒星、-は勝敗つかず
これまでの登板で最も勝利に近づいたのが、5月6日の阪神戦(甲子園)。中日が3回に荒木雅博のタイムリーで先制すると、6回に平田良介の本塁打で追加点を挙げ、リードする展開。バルデスは7回まで無失点投球も8回に、代打・新井良太にソロ本塁打を浴び1点を失う。
9回のマウンドに上がったバルデスは、簡単に二死を奪い来日初勝利が目前に迫った。しかし、二死からゴメスにセンター前ヒットで出塁を許すと、ここで降板。後を受けたリリーフ陣が、1点のリードを守り切れず来日初勝利を挙げることができなかった。
バルデスが勝てない要因に援護点が少ないことが挙げられる。9試合全ての援護点の合計は14点。ちなみに中日で開幕から先発ローテーションを守っている山井大介が26点、大野雄大が22点の援護点をもらっていることを考えると、かなり少ない。それでも、バルデスは気持ちを切らすことなく、自分の役割をしっかりと果たしている。
内海哲也(巨人)も昨季、バルデスのように開幕から勝ち星に恵まれなかった。4月を終えた時点で0勝2敗、防御率2.87。まずまずの成績を残していたが、5月に入ると勝てない焦りからか不安定な投球が続き、さらに白星が遠のいた。14年の初勝利は、登板10試合目の5月29日の楽天戦。結局、内海は夏場以降に勝ち星を伸ばし、7勝でシーズンを終えた。
バルデスは昨季、内海が初勝利を挙げた10試合目の先発で、来日初勝利を挙げることができるのだろうか。
バルデスの全試合の投球成績と援護点
3月28日 阪神戦- 6回 被安3 奪三8 自責3
援護点:0
4月2日 巨人戦
- 6回1/3 被安6 奪三3 自責2
援護点:2
4月8日 ヤクルト戦
- 7回2/3 被安5 奪三6 自責1
援護点:1
4月14日 阪神戦
- 8回 被安6 奪三5 自責1
援護点:2
4月19日 広島戦
● 6回 被安5 奪三8 自責2
援護点:0
4月25日 DeNA戦
● 6回 被安7 奪三5 自責4
援護点:1
4月30日 巨人戦
● 6回1/3 被安7 奪三3 自責3
援護点:3
5月6日 阪神戦
- 8回2/3 被安6 奪三3 自責2
援護点:2
5月14日 DeNA戦
- 6回0/3 被安8 奪三2 自責3
援護点:3
※ ●は黒星、-は勝敗つかず