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大石が2年ぶりに昇格 ドラフトで注目を集めた投手たちのその後は…

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5年目の日本ハム・斎藤佑樹©BASEBALLKING
 西武は21日、大石達也を一軍昇格した。大石といえば、ドラフト会議で6球団が競合し、西武に入団。プロ入り時には、かなり注目を集めていた。だが現状では、期待に応えられずにいる。

 早稲田大時代リリーフで抜群の安定感を誇っていた大石は、活躍するチャンスがなかったわけではない。2年目の12年に24試合に登板し、防御率2.75の成績を残すと、3年目の13年は開幕から守護神を任された。しかし、不安定な投球が続きその座を掴むことができず。昨季は右肩痛で一軍登板がなく、二軍でも6試合の登板にとどまった。

 結果が欲しい5年目の今季は、二軍で9試合に登板して防御率5.19。それでも、最近の二軍戦で完璧な投球を披露したことに加え、一軍の中継ぎ陣の不調が相次ぎ、昇格の機会が巡ってきた。大石は、このチャンスを活かし、今度こそ一軍定着することができるだろうか。

 また、大石以外にもドラフトの目玉として入団も、プロ入り後、苦しんでいる投手が多い。早稲田大時代、大石や福井優也(広島)とともに活躍した斎藤佑樹(日本ハム)もその一人だ。斎藤はルーキーイヤーの11年に6勝を挙げたが、12年以降は5勝、0勝、2勝と1年目を上回る勝ち星を挙げられていない。

 今季も一軍で2試合に登板したが、1敗、防御率8.22。大谷翔平、上沢直之など斎藤よりも年齢が下の投手たちが、先発ローテに定着していることを考えると、そろそろ結果を残さなければいけないところ。

 07年のドラフト会議で6球団から1位指名を受け、ソフトバンクに入団した大場翔太も伸び悩んでいる。プロ初登板の楽天戦で完封勝利を挙げるなど好スタートを切ったが、徐々に成績を落とし1年目は3勝に終わる。その後、11年に自己最多の7勝をマークしたが、12年以降は再び低迷。昨季は10年以来、0勝に終わった。

 今季も固定された一軍の先発では、登板するチャンスがない。二軍でもバンデンハーク、岩崎翔、千賀滉大といった投手たちが先発していることもあり、リリーフでの登板が続く。6月で30歳を迎える右腕は、正念場を迎えている。

 その他、藤岡貴裕(ロッテ)、東浜巨(ソフトバンク)なども、大学時代の輝きを放てずにいる。

入団時注目を集めながら伸び悩んでいる投手たち

大石達也(西武)
今季成績:9試 1勝0敗 防5.19 ※
通算成績:61試 1勝6敗8S 防4.58

斎藤佑樹(日本ハム)
今季成績:2試 0勝1敗 防8.22
通算成績:47試 13勝17敗 防3.80

大場翔太(ソフトバンク)
今季成績:6試 0勝0敗 防4.70 ※
通算成績:85試 15勝21敗 防4.39

藤岡貴裕(ロッテ)
今季成績:4試 0勝2敗 防11.57
通算成績:91試 18勝29敗 防4.19

東浜巨(ソフトバンク)
今季成績:2試 0勝1敗 防8.38
通算成績:14試 5勝4敗 防4.03

※二軍成績
記録は5月21日終了時点のもの
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