26日に交流戦が開幕。26日からの3連戦はセ・リーグ主催試合。パ・リーグ各球団の指名打者最多出場選手たちも、別のポジションで4人がスタメン出場した。

　注目は西武の森友哉。森は捕手登録ではあるが、高い打撃力を活かすため、リーグ戦では46試合全てで、指名打者で出場していた。交流戦初戦となった26日の巨人戦では『6番・右翼』でスタメン出場。普段とは違う外野での出場がバッティングに影響したのか、巨人の先発・菅野智之の前に3打席3三振に倒れた。

　一方で、李大浩（ソフトバンク）とカラバイヨ（オリックス）は大当たり。2人は普段から指名打者以外にも、一塁で先発出場していることもあり、守りで苦労することがなかったのか、中日戦に『5番・一塁』で出場した李大浩は2安打。DeNA戦に『4番・一塁』で出場したカラバイヨは2本塁打3打点の活躍で、勝利に大きく貢献した。

　　また森と同じく、守備面で不安を抱えていたデスパイネ（ロッテ）は、広島戦に『6番・左翼』で出場し2安打の活躍を見せている。

【指名打者最多出場選手の26日の打撃成績】
●ソフトバンク
李大浩
DH出場数：20試合
打順・守備：5番・一塁
昨日成績：3打数2安打

●オリックス
カラバイヨ
DH出場数：16試合
打順・守備：4番・一塁
昨日成績：4打数2安打 2本塁打3打点

●日本ハム
ハーミッダ
DH出場数：23試合
二軍降格中

●ロッテ
デスパイネ
DH出場数：24試合
打順・守備：6番・左翼
昨日成績：4打数2安打

●西武
森友哉
DH出場数：46試合
打順・守備：6番・右翼
昨日成績：3打数0安打

●楽天
ペーニャ
DH出場数：39試合
出場なし