ニュース 2015.06.01. 11:05

カブス・和田、3度目の正直ならず…打率No.1のロイヤルズ相手に好投も

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「楽しみ」と語っていたオールドユニフォームでの登板となったカブス・和田毅[Getty Images]
○ カブス 2x - 1 ロイヤルズ ●
<現地時間5月31日 リグリー・フィールド>

 カブスの和田毅が現地時間31日(日本時間6月1日)、本拠地でのロイヤルズ戦に先発登板。6回途中を1失点に抑える好投を見せたが、今シーズン初勝利はならず。それでも、チームはサヨナラ勝ちを収めた。

 登板予定だった現地時間30日の試合が雨で流れ、スライド登板となった和田。自信も「楽しみ」と語っていた“オールドユニフォーム”を身にまとい、今シーズン3度目の先発マウンドに登った。

 相手は昨シーズンのア・リーグチャンピオンであり、チーム打率.273でメジャートップという強力ロイヤルズ打線との対戦となったが、この日もキレのある速球が冴え渡る。

 立ち上がり、3番のロレンゾ・ケーンを3球全て速球で攻めて空振り三振に斬って取るなど、三者凡退で上々の立ち上がりを見せると、2回から4回は走者を背負いながらも落ち着いた投球で付け入るスキを与えない。

 5回も3人で斬り、迎えた6回。二死からケーンに四球を与えると、ここで和田は降板。後を受けたトラビス・ウッドが四球を与え、アレックス・ゴードンに適時打を浴び、和田に失点がついた。

 その後、試合はカブスが7回に1点を挙げて追い付くと、そのまま延長戦に突入。決着は11回、一死満塁からデービッド・ロスが適時打を放ってカブスがサヨナラ勝ち。両チーム合わせて13人の投手が登板した消耗戦を制した。

 和田は5回と2/3を投げて被安打2、与四球も2、4奪三振で1失点。勝ち負けはつかず、防御率は2.30となった。
 

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