2日の西武戦に2対0で勝利した中日。右手親指の骨折からこの日、一軍復帰した森野将彦が、『3番・一塁』で先発出場し2安打、2000安打に残り9本に迫った和田一浩といったベテラン勢の活躍が目立った。
●2日西武戦のスタメン
1(中)大島洋平 29歳
2(二)亀沢恭平 26歳
3(一)森野将彦 36歳
4(三)ルナ 35歳
5(左)和田一浩 42歳
6(遊)エルナンデス 32歳
7(右)藤井淳志 34歳
8(捕)杉山翔大 24歳
※年齢は6月2日時点の年齢
2日、西武戦のスタメン野手平均年齢は32.2歳。森野、和田が不在の間に、亀沢恭平、福田永将、高橋周平といった若手が積極的に起用され、世代交代が一気に進んでいたかのように思われた。しかし、昨日のスタメンを見てみると、亀沢は先発出場しているものの、右投手の十亀剣が先発していたこともあり、福田はベンチスタート。森野、和田といった故障から復帰した選手たちがスターティングラインナップに顔を並べる形になった。
森野は昨季チーム最多の86打点をマークし、左投手に対しても打率.298と苦にしない。そうなると、左投手の時に先発出場を続けていた福田は、出場機会が再び代打に限定されそう。右投手の時に先発出場していた高橋周に至っては、極度の打撃不振で二軍落ち。結局、森野がスタメン出場で、落ち着いていきそうだ。
一方で、ベテランが少ない日本ハムは、若手を積極的に起用し、その選手たちがレギュラーを掴んでいる。中日は若手が一時的に活躍しても、ベテランが故障から戻れば、経験のある選手を起用する傾向にある。
若手とベテランが上手く融合し、勝ちを積み重ねられればいいが、チームの勝利を最優先となると、経験のあるベテラン選手を頼りにしてしまうのだろう。中日に限らず、ベテランが多いチームは、世代交代に時間がかかるといえそうだ。
●2日西武戦のスタメン
1(中)大島洋平 29歳
4(三)ルナ 35歳
5(左)和田一浩 42歳
6(遊)エルナンデス 32歳
7(右)藤井淳志 34歳
8(捕)杉山翔大 24歳
※年齢は6月2日時点の年齢
2日、西武戦のスタメン野手平均年齢は32.2歳。森野、和田が不在の間に、亀沢恭平、福田永将、高橋周平といった若手が積極的に起用され、世代交代が一気に進んでいたかのように思われた。しかし、昨日のスタメンを見てみると、亀沢は先発出場しているものの、右投手の十亀剣が先発していたこともあり、福田はベンチスタート。森野、和田といった故障から復帰した選手たちがスターティングラインナップに顔を並べる形になった。
森野は昨季チーム最多の86打点をマークし、左投手に対しても打率.298と苦にしない。そうなると、左投手の時に先発出場を続けていた福田は、出場機会が再び代打に限定されそう。右投手の時に先発出場していた高橋周に至っては、極度の打撃不振で二軍落ち。結局、森野がスタメン出場で、落ち着いていきそうだ。
一方で、ベテランが少ない日本ハムは、若手を積極的に起用し、その選手たちがレギュラーを掴んでいる。中日は若手が一時的に活躍しても、ベテランが故障から戻れば、経験のある選手を起用する傾向にある。
若手とベテランが上手く融合し、勝ちを積み重ねられればいいが、チームの勝利を最優先となると、経験のあるベテラン選手を頼りにしてしまうのだろう。中日に限らず、ベテランが多いチームは、世代交代に時間がかかるといえそうだ。