広島の小窪哲也は2日、出場登録日数が7年に達し、国内FA権を取得した。07年のドラフト以降で入団した大学、社会人の選手は通算7年で国内FA権取得ができる。7年での取得は、日本ハムの宮西尚生に続いて2人目となった。

　同日、楽天の後藤光尊も自身2度目となるFA権を取得した。後藤はオリックス時代の10年に国内FA権を取得し、同年に宣言残留。14年からは、鉄平との交換トレードで楽天へ移籍している。

　今季は小窪、後藤以外にも巨人の山口鉄也が4月26日に、出場登録日数が8年に達し、育成選手としては初めて国内FA権を取得。現在リーグトップの13本塁打を放っているヤクルトの畠山和洋も、4月に国内FA権を取得した。

　その他、今季からチーム主将に就任した坂本勇人（巨人）、4年連続二桁勝利中の摂津正（ソフトバンク）、首位を走るDeNAのリードオフマンを務める石川雄洋などが国内FA、松田宣浩（ソフトバンク）、炭谷銀仁朗（西武）などが今季中に海外FA権の取得が予想される。

今季国内FA権を取得した選手

渡辺直人（西武）
山口鉄也（巨人）
畠山和洋（ヤクルト）
飯原誉士（ヤクルト）
吉村裕基（ソフトバンク）
矢野謙次（巨人）
小窪哲也（広島）

海外FA権取得した選手

西岡剛（阪神）

FA再取得

後藤光尊（楽天）

今季中に国内FA権取得が予想される主な選手

摂津正（ソフトバンク）
坂本勇人（巨人）
石川雄洋（DeNA）

今季中に海外FA権取得が予想される主な選手

松田宣浩（ソフトバンク）
炭谷銀仁朗（西武）
嶋基宏（楽天）