5月4日以来、単独首位に立った巨人。今季は坂本勇人、長野久義、阿部慎之助、村田修一、内海哲也など主力の不振や故障で、選手が揃わなかった中、新戦力組の奮闘がチームを支えている。
新人では、ドラフト3位で入団した高木勇人がリーグ最多の6勝をマーク。プロ初登板となった3月29日のDeNA戦で初勝利を飾ると、4月5日の阪神戦では完封勝利。同学年のエース・菅野智之とともに、勝ち星を重ねている。ドラフト2位ルーキーの戸根千明は、高木勇に比べると印象は薄いが、投球内容は負けていない。4月7日の広島戦でプロ初セーブを挙げると、ここまで20試合に登板して0勝0敗1S、防御率1.77の成績を残している。
新外国人のポレダ、マイコラスは計算通りの活躍を見せる。ポレダは、クイックに難がありながらも5勝。マイコラスは春先勝ちが付かず苦しんでいたが、5月28日の西武戦で8回を無失点に抑え来日初勝利を記録すると、6月4日のオリックス戦では来日初完封勝利。交流戦に入り、好投を続けている。
FAで加入した金城龍彦は、4月15日に昨季まで16年間プレーした古巣DeNAを相手に先制3ランを放った。他球団に比べ層の厚い外野手ということもあり、現在二軍調整となっているが、チームが波に乗れなかった春先に貢献した一人といえるだろう。相川亮二も故障で離脱した期間はあったが、阿部慎之助とともに投手陣を支えている。
さらに、昨季、中日から戦力外を食らった堂上剛裕、吉川大幾も新天地の巨人で奮闘中。吉川は4日のオリックス戦、9回一死満塁の場面で、T-岡田が放った三塁線への打球をサードの吉川が横っ飛びキャッチ。自ら三塁ベースを踏み、一塁へ送球し併殺を完成。マイコラスの完封勝利をアシストした。
首位に立った巨人。新戦力がこれまで以上に、活躍を見せてくれることを期待したい。
マイコラス
今季成績:7試 2勝2敗 防2.54
ポレダ
今季成績:10試 5勝2敗 防3.17
戸根千明
今季成績:20試 0勝0敗1S 防1.77
高木勇人
今季成績:10試 6勝2敗 防2.25
【野手】
相川亮二
今季成績:11試 率.333 本1 点5
金城龍彦
今季成績:32試 率.256 本1 点10
吉川大幾
今季成績:6試 率.231 本0 点1
堂上剛裕
今季成績:8試 率.261 本0 点1
※記録は6月4日時点のもの
新人では、ドラフト3位で入団した高木勇人がリーグ最多の6勝をマーク。プロ初登板となった3月29日のDeNA戦で初勝利を飾ると、4月5日の阪神戦では完封勝利。同学年のエース・菅野智之とともに、勝ち星を重ねている。ドラフト2位ルーキーの戸根千明は、高木勇に比べると印象は薄いが、投球内容は負けていない。4月7日の広島戦でプロ初セーブを挙げると、ここまで20試合に登板して0勝0敗1S、防御率1.77の成績を残している。
新外国人のポレダ、マイコラスは計算通りの活躍を見せる。ポレダは、クイックに難がありながらも5勝。マイコラスは春先勝ちが付かず苦しんでいたが、5月28日の西武戦で8回を無失点に抑え来日初勝利を記録すると、6月4日のオリックス戦では来日初完封勝利。交流戦に入り、好投を続けている。
FAで加入した金城龍彦は、4月15日に昨季まで16年間プレーした古巣DeNAを相手に先制3ランを放った。他球団に比べ層の厚い外野手ということもあり、現在二軍調整となっているが、チームが波に乗れなかった春先に貢献した一人といえるだろう。相川亮二も故障で離脱した期間はあったが、阿部慎之助とともに投手陣を支えている。
さらに、昨季、中日から戦力外を食らった堂上剛裕、吉川大幾も新天地の巨人で奮闘中。吉川は4日のオリックス戦、9回一死満塁の場面で、T-岡田が放った三塁線への打球をサードの吉川が横っ飛びキャッチ。自ら三塁ベースを踏み、一塁へ送球し併殺を完成。マイコラスの完封勝利をアシストした。
首位に立った巨人。新戦力がこれまで以上に、活躍を見せてくれることを期待したい。
活躍する主な新戦力
【投手】マイコラス
今季成績:7試 2勝2敗 防2.54
ポレダ
今季成績:10試 5勝2敗 防3.17
戸根千明
今季成績:20試 0勝0敗1S 防1.77
高木勇人
今季成績:10試 6勝2敗 防2.25
【野手】
相川亮二
今季成績:11試 率.333 本1 点5
金城龍彦
今季成績:32試 率.256 本1 点10
吉川大幾
今季成績:6試 率.231 本0 点1
堂上剛裕
今季成績:8試 率.261 本0 点1
※記録は6月4日時点のもの