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阪神、弱いと言われながらも…気づけば首位・巨人と2.5ゲーム差

 阪神が7日の日本ハム戦に勝利し、今季最多タイとなる4連勝。4月5日以来、約2カ月ぶりに貯金を1とした。

 今季の阪神の戦いぶりを見ていると強いのか、弱いのか判断しにくい。開幕カードの中日戦で3連勝。球団創設80周年の今季、10年ぶりのリーグ優勝に向けて、最高のスタートを切った。これで勢いに乗っていくかと思われたが、4月4日の巨人戦から11日の広島戦にかけて6連敗。黒星が先行し、4月25日には借金が今季ワーストタイの5に膨らんだが、翌日から4連勝で借金1。

 5月に入ってからも3連敗が3度あったが、12勝13敗。6月は、3日のロッテ戦で8点リードを追い付かれたが、なんとかサヨナラ勝ち。悪い悪いと言われながらも、勝率5割前後の戦いを続け、交流戦では8勝3敗と、12球団全体で2位に位置している。

 交流戦上位の要因として、先発4本柱がしっかりとゲームを作れるようになったことが挙げられる。2勝5敗、防御率5.88(5月11日時点)と精彩を欠いたメッセンジャーは、5月11日に一軍登録抹消。二軍で汗を流し、再昇格後初登板となった29日の西武戦で、7回4安打11奪三振、無失点の好投。6月6日の日本ハム戦でも8回無失点と、安定感のある投球を取り戻している。

 ただ、不安要素がなくなったわけではない。救援防御率はリーグワーストの4.50。勝ちパターンの継投は決まっているが、ビハインドで登板するリリーフ陣の台所事情が厳しい。打線も鳥谷敬、ゴメス、マートンと主力の状態が上がってこない現状だ。

 それでも、交流戦前は21勝25敗で首位と7ゲーム差の5位だったが、7日終了時点で首位・巨人と2.5ゲーム差の3位まで上がってきている。上位2球団が交流戦で勝てていないところで、順位を上げてきた阪神の今後の戦いから目が離せない。
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