ニュース 2015.06.14. 19:03

上原「トロントの打線、半端ないわ」 チームは5連敗も、相手打線を称える

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上原が所属するレッドソックスは、現在5連敗中と苦戦が続く [Getty Images] 
 レッドソックスの上原浩治が現地時間13日、自身のブログを更新し、苦しい状況が続くチームへの想いを綴った。

 この日のブルージェイズ戦に敗れ、連敗が5に伸びたレッドソックス。上原も4-4の9回からマウンドに上がり、1回を無失点に抑えたが、チームは延長戦の末4-5で敗れ、悪い流れを止められなかった。

 オフには大型補強を敢行し、世界一奪還への戦力を整えたレッドソックスだったが、蓋を開けて見れば新戦力の故障に主力の不振も重なり、ここまで27勝36敗の成績で地区最下位に沈んでいる。

 12日の試合では序盤に7点リードを奪うも、田沢が5点を失うなど10-13の大逆転負け。投打が噛み合わない状況に上原は「ちょっと流れが悪過ぎる。試合が『終了』って言うまでは、何が起きるかわからないってことだよね。わかってはいるんだけど、大差で油断。隙を作ってしまったんだろうなぁ」と気の緩みを敗因に挙げた。

 その上で「トロントの打線、半端ないわ。全員フルスイング。 投げてる方は『抑えていても怖い』ってイメージが頭の中に残ってしまう」と、リーグ2位のチーム打率を誇る、強力ブルージェイズ打線を称えた。

 その恐怖をこの日のマウンドでも感じたようで、「初球からドンドンくるし、ストライクゾーンにきたら振り回すし…。しかも、トロントは10連勝だって。いい流れにみんなが乗っかって、ベンチも明るいもんね。ボストンの方も楽しくやろうよ!」と両軍ベンチの雰囲気の違いを指摘した。

 上原は「勝ってるからそんな雰囲気になれるんだろう。負けてるから(こっちは)そんな雰囲気…。やっぱり勝負事は勝たないと。とにかく準備をしっかりして、コツコツやること!」と締め括り、今後も前向きに戦う姿勢を示した。 

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