ニュース 2015.06.14. 20:49

守ってる野手は勘弁…米2Aの試合で、1イニング10四球の珍記録

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ジャイアンツのボーグルソンは現地13日、先発したDバックス戦の初回に押し出し含む4四球を与え、4回途中で降板した [Getty Images]
 現地12日に行われた米2A、スプリングフィールド・カージナルス対アーカンソー・トラベラーズとの試合で、1イニングに10四球という珍記録が生まれた。

 その記録が生まれたのは、トラベラーズの攻撃となった5回裏。守るカージナルスはこの回だけで4投手をマウンドに送り込み、最初の投手が1つ、2人目が5つ、3人目が3つ、4人目が1つと、4人で計10四球。さらに1人目は死球も与えており、与四死球の数は1イニングだけで11を数えた。

 選んだ側のトラベラーズ打線は、四死球の間に6本の長短打を絡め、この回一挙14得点。押し出しだけでも4得点を記録し、先発出場した9人中8人が1四球以上を奪取。先発全員安打ならぬ、先発全員四球とはならなかったが、試合を通して13の四球を選んだ。

 メジャーリーグでは、昨年4月のブルージェイズ対ツインズ戦で、ツインズ打線が1イニング8四球を選んでいる。さらに多い記録としては1949年のセネターズ対ヤンキース戦で、ヤンキース打線が1イニングで11四球を選んだという記録が残っている。

 ちなみに、制球力抜群で知られる上原浩治(レッドソックス)のメジャー通算与四球率は1.26(9イニングあたり)。この指標を当てはめると、上原なら11四球を与えるのに、78回1/3を要する計算だ。もちろん、選ぶ側の選球眼は称えられるべきだが、守ってる野手としては、絶対に遭遇したくない迷惑な記録だ。

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