ニュース 2015.06.19. 18:10

巨人の『リスタート打線』は浸透する? 愛称で呼ばれた打線といえば…

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『リスタート打線』と命名した巨人の原辰徳監督 ©BASEBALLKING
 交流戦が終了し、今日からリーグ戦が再スタートする。巨人の原辰徳監督は、試合前日に19日に行われる中日戦のスタメンを公表し、故障で二軍調整していた阿部慎之助、村田修一を並べたオーダーを『リスタート打線』と命名した。

 巨人以外の球団でも、愛称で呼ばれた打線は多くある。90年代後半、横浜(現DeNA)の打線は『マシンガン打線』と呼ばれていた。1番石井琢朗から始まり、中軸には3番鈴木尚典、4番ローズ、下位打線も谷繁元信、進藤達哉など切れ目のない打線だった。98年に38年ぶりの日本一を達成し、99年は当時の日本記録となるチーム打率.294をマークしている。

 チーム防御率はリーグワーストの4.98だったが、12年ぶりにリーグ優勝を果たした01年近鉄の『いてまえ打線』も定着していた一つだろう。3番ローズが55本塁打、4番中村紀洋が46本塁打と2人で合計101本のアーチを描いた。この2人以外にも礒部公一、吉岡雄二、川口憲史なども打ちまくった。

 『いてまえ打線』の本領が発揮された試合といえば、9月26日のオリックス戦。3点を追う9回に、無死満塁のチャンスを作ると、北川博敏が代打で登場。北川は、オリックスの抑え大久保勝信が投じた4球目のスライダーを振り抜ぬき、打球はレフトスタンドに飛び込むプロ野球史上初となる代打逆転サヨナラ満塁本塁打。この年の近鉄を象徴するような勝利で、優勝を飾った。

 今回、原監督が命名した打線は、自虐的な意味合いが強い。巨人は過去に『マシンガン打線』、『いてまえ打線』に負けないくらいの打力を誇っていた。当時のような破壊力のある打線を見てみたいものだ。

●『マシンガン打線』
90年代後半の横浜のスタメン
1(遊)石井琢朗
2(中)波留敏夫
3(左)鈴木尚典
4(二)ローズ
5(一)駒田徳広
6(右)佐伯貴弘(中根仁)
7(捕)谷繁元信
8(三)進藤達哉

●『いてまえ打線』
01年リーグ優勝時の近鉄のスタメン
1(中)大村直之
2(二)水口栄二
3(左)ローズ
4(三)中村紀洋
5(右)礒部公一
6(一)吉岡雄二
7(指)川口憲史
8(遊)ギルバート
9(捕)的山哲也

●『リスタート打線』
19日中日戦の巨人スタメン
1(中)長野久義
2(二)井端弘和
3(右)亀井善行
4(遊)坂本勇人
5(一)阿部慎之助
6(三)村田修一
7(左)アンダーソン
8(捕)相川亮二

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