7月17日（金）と18（土）に行われる今年のオールスターゲーム。出場選手を決めるファン投票が締め切られてから約1週間…いよいよ今日、26日に結果発表を迎える。

　ファン投票の最終中間発表が22日（月）に発表されたが、中でも目を引いたのは若手の躍進だ。

　特に抑え部門では、セは大卒ルーキーの山崎康晃（DeNA）、パは高卒2年目の松井裕樹（楽天）が頭ひとつ抜け、ファン投票での初選出をほぼ手中に収めている。

　DeNAの山崎康晃はリーグトップタイの20セーブをマークし、松井裕樹も18セーブでトップと1個差の2位タイ（※25日試合前時点）という堂々たる成績。両リーグを代表するフレッシュな守護神の競演に注目が集まる。

　また、今年のファン投票で話題をさらったのが西武の森友哉。指名打者部門で断トツの得票率を誇り、最終中間発表では40万3002票を獲得。両リーグ通じて唯一の40万票越えを記録した。

　当選確実な森友哉には、もうひとつ「ホームランダービー」への出場の期待も高まる。監督選抜を含めた全メンバーが決定した7月3日（金）からファン投票が開始となり、セ・パ各リーグから2名が選出されるという仕組み。

　パには中村剛也に中田翔、さらには柳田悠岐と魅力的な強打者が勢揃いとなっているが、今シーズンの前半戦で森のフルスイングに魅了されたというファンは多いはず。先輩たちにどれだけ迫り、また超えていくことができるか。ファン投票が終わっても残されている“もうひとつのファン投票”に注目だ。

　その他、今年のファン投票で選出濃厚な初出場選手たちは以下の通り。

球宴初出場に期待がかかる選手たち

＜パ・中継ぎ＞
エディソン・バリオス（ソフトバンク）
[最終]16万9170票　※2位と2万5471票差

＜セ・抑え＞
山崎康晃（DeNA）
[最終]28万1499票　※2位と11万4734票差

＜パ・抑え＞
松井裕樹（楽天）
[最終]25万0929票　※2位と9万7369票差

＜セ・捕手＞
会沢翼（広島）
[最終]20万2625票　※2位と5154票差

＜セ・三塁手＞
アーロム・バルディリス（DeNA）
[最終]15万1882票　※2位と1万0649票差

＜セ・外野手＞
1位　筒香嘉智（DeNA）
[最終]35万1521票

3位　梶谷隆幸（DeNA）
[最終]20万8157票　※4位と5万0666票差

＜パ・外野手＞
2位　秋山翔吾（西武）
[最終]24万0635票　※4位と2万4081票差

＜パ・指名打者＞
森友哉（西武）
[最終]40万3002票　※2位と31万4329票差