24日の巨人戦に勝利し、8カードぶりに勝ち越したDeNA。
球団史上初となる首位で交流戦に突入したものの、3勝14敗1分と躓き、首位から2位に転落した。6月3日のソフトバンク戦から20日の広島戦にかけて12連敗。チーム状況はどん底だったが、幸いにもセ・リーグの他球団も交流戦で星を伸ばすことができず、大きく引き離されなかった。
23日の巨人戦で連敗を12で止め、24日の試合にも勝利し1カ月ぶりの連勝。DeNAは、巨人戦の連勝をきっかけに再浮上したいところ。そのためにも、投手陣がカギを握りそうだ。
チーム防御率はリーグ5位の3.59。先発防御率に限ると、リーグワーストの3.73まで落ち込む。計算できる先発は、井納翔一、久保康友、三浦大輔の3人だけ。山口俊はここ3試合6イニング以上投げた登板はなく、20日の広島戦では4回途中4失点でノックアウトされている。
そんな中、育成枠からシーズン途中に支配下選手登録となった砂田毅樹に期待がもてそうだ。プロ初登板・初先発となった14日の日本ハム戦、敗戦投手になったが、4回途中まで無安打投球するなど、6回途中2失点と日本ハムの大谷翔平と互角に投げ合った。24日の巨人戦でも、5回3安打1失点と力投。登板は2試合だけだが、後半戦救世主になる可能性を秘めている。
リリーフ陣はというと12連敗中の期間、半分の6敗がリリーフで負けている。先発以上にリリーフの台所事情が厳しいのではなかと思われるが、勝ちパターンの投手に限っていえばそうではなさそうだ。
セットアッパーのエレラは春先、打ち込まれるシーンが目立ったが、5月13日の中日戦から12試合連続無失点中。守護神の山崎康晃はシーズン序盤、勝ち試合が多く登板数が増えていた。しかし6月はチームが12連敗したこともあり、連投は1度だけ。5月は15試合に登板したが、6月は6試合に減少。上位2球団とそこまで離されておらず、シーズン終盤に向けて良い休養に充てられたと捉えることもできるだろう。
首位から最下位まで3.5ゲーム差と混戦のセ・リーグ。DeNAはリーグ2位の257得点と打線の状態が良いだけに、投手陣を立て直すことができれば、球団史上初のCS進出、リーグ優勝も見えてきそうだ。
球団史上初となる首位で交流戦に突入したものの、3勝14敗1分と躓き、首位から2位に転落した。6月3日のソフトバンク戦から20日の広島戦にかけて12連敗。チーム状況はどん底だったが、幸いにもセ・リーグの他球団も交流戦で星を伸ばすことができず、大きく引き離されなかった。
23日の巨人戦で連敗を12で止め、24日の試合にも勝利し1カ月ぶりの連勝。DeNAは、巨人戦の連勝をきっかけに再浮上したいところ。そのためにも、投手陣がカギを握りそうだ。
チーム防御率はリーグ5位の3.59。先発防御率に限ると、リーグワーストの3.73まで落ち込む。計算できる先発は、井納翔一、久保康友、三浦大輔の3人だけ。山口俊はここ3試合6イニング以上投げた登板はなく、20日の広島戦では4回途中4失点でノックアウトされている。
そんな中、育成枠からシーズン途中に支配下選手登録となった砂田毅樹に期待がもてそうだ。プロ初登板・初先発となった14日の日本ハム戦、敗戦投手になったが、4回途中まで無安打投球するなど、6回途中2失点と日本ハムの大谷翔平と互角に投げ合った。24日の巨人戦でも、5回3安打1失点と力投。登板は2試合だけだが、後半戦救世主になる可能性を秘めている。
リリーフ陣はというと12連敗中の期間、半分の6敗がリリーフで負けている。先発以上にリリーフの台所事情が厳しいのではなかと思われるが、勝ちパターンの投手に限っていえばそうではなさそうだ。
セットアッパーのエレラは春先、打ち込まれるシーンが目立ったが、5月13日の中日戦から12試合連続無失点中。守護神の山崎康晃はシーズン序盤、勝ち試合が多く登板数が増えていた。しかし6月はチームが12連敗したこともあり、連投は1度だけ。5月は15試合に登板したが、6月は6試合に減少。上位2球団とそこまで離されておらず、シーズン終盤に向けて良い休養に充てられたと捉えることもできるだろう。
首位から最下位まで3.5ゲーム差と混戦のセ・リーグ。DeNAはリーグ2位の257得点と打線の状態が良いだけに、投手陣を立て直すことができれば、球団史上初のCS進出、リーグ優勝も見えてきそうだ。