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交流戦で失速したDeNA ノムさん「騙された」

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10連敗を喫したDeNAの中畑清監督©BASEBALLKING 
 14日、『S1』(TBS系)に野村克也氏がVTR出演し、同日に行われた交流戦の日本ハム対DeNA戦を解説した。

 9連敗で貯金がなくなったDeNA。野村氏は「DeNAがトップにいる頃は、今年は本物だと思ったが、騙された。最近の中畑は暗い。こういう時こそ明るくしないと」とコメント。

 苦しいチーム状況の中、先発は7日に支配化登録された砂田毅樹。砂田は2回まで、無安打に抑える完璧な立ち上がり。野村氏は「向こう気の強い顔をしている。負けず嫌いなんじゃない」と評価。

 砂田の好投に応えたい打線は3回、7勝を挙げている日本ハム先発の大谷翔平を攻め立て一死一、三塁の好機を作る。ここで、大谷のワイルドピッチでDeNAが幸先よく先制する。

 リードを貰った砂田は5回まで無失点に抑えてきたが、6回一死から連打で一、二塁のピンチを招くと、中畑清監督は平田真吾にスイッチ。ここを凌ぎたいところだったが、平田は巨人からトレードで加入した矢野謙次に初球のスライダーを捉えられ、痛恨の逆転3ランを浴びる。

 野村氏は「失投とはいえ、一球にかける思いというのは、ピンチヒッターで鍛えられているからお見事」と本塁打を放った矢野を褒めた。

 17度の逆転勝ちを収めるDeNAも、7回反撃に出る。先頭の筒香嘉智がセンター前に安打を放ち出塁。一発が出れば同点の場面で、打席には5番のロペス。ロペスは初球、大谷の143キロのフォークを空振り。「フォークから入って空振りしてくれた。もう一球、フォークというのが表だね。裏をかくならば真っすぐですよ」と解説。

 注目の2球目はフォークを選択し、ロペスはファール。その後、2ボール2ストライクとなり、5球目を「ストライクからボールになるフォークを投げればホームランがない」と予想。しかし日本ハムバッテリーは、ストレートを選択し、ロペスを空振り三振に打ち取った。野村氏は「野村三振、ロペス三振。参った。ナイスリード」と日本ハムバッテリーを賞賛した。

 試合は、日本ハムがそのまま逃げきり勝利。一方のDeNAは中畑監督就任後ワーストとなる10連敗。野村氏は最後に「横浜よ。あの勢いは幻か」と一句を詠んだ後、「このままズルズルいかないようにしっかりと頑張ってくださいね」とした。
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