DeNAが27日のオリックス戦に勝利し、12球団最速で30勝目を挙げた。長年Bクラスに沈むチームだが、今季は例年にない強さを誇っている。

　過去10年のシーズン30勝を振り返ると、今季は50試合目で最も到達が早く、5月中の30勝は最近10年では一度もない。今季に次いで早かったのが、07年の61試合目。3番目は最後のAクラスとなった05年の62試合目となっている。

　反対に一番遅かったのが、中畑監督政権1年目となった12年。92試合目で、8月7の到達だった。それを踏まえると、この4年間でDeNAは急激に成長を遂げた球団と言えるだろう。

　今季は、下馬評を覆し開幕から好調を維持しているDeNA。この快進撃がいつまで続くのだろうか。

【2005年以降のシーズン30勝到達】
2005年
30勝30敗2分
試合：62試合
日にち：6月17日
順位：4位

2006年
30勝44敗2分
試合：76
日にち：7月5日
順位：6位

2007年
30勝30敗1分
試合：61
日にち：6月20日
順位：3位

2008年
30勝60敗1分
試合：91
日にち：7月28日
順位：6位

2009年
30勝52敗
試合：82
日にち：7月20日
順位：6位

2010年
30勝52敗
試合：82
日にち：7月18日
順位：6位

2011年
30勝53敗7分
試合：90
日にち：8月11日
順位：6位
　
2012年
30勝55敗7分
試合：92
日にち：8月7日
順位：6位

2013年
30勝42敗
試合：72
日にち：7月4日
順位：5位

2014年
30勝40敗
試合：70
日にち：7月2日
順位：5位

2015年
30勝20敗
試合：50
日にち：5月27日
順位：1位

※順位は同日時点のもの