アストロズ － ヤンキース
＜現地時間6月27日　ミニッツメイド・パーク＞

　ヤンキースの田中将大は現地時間27日（日本時間28日）、敵地でのアストロズ戦に先発登板。序盤で6点の援護をもらうも、5回6失点で降板。7失点を喫した前回登板に続く3被弾で、5勝目を逃した。

　田中は2回までに6点の大量援護を受けるも、2回に8番カーター、1番スプリンガーにそれぞれスプリットを打たれ、2本のタイムリーで2点を返された。3回は三者凡退に抑えたが、4点リードの4回は、二死走者なしから再びカーターに甘くなったスライダーを叩かれ、この打球がレフトスタンドへ飛び込むソロホームランとなった。

　田中は続く5回にも、先頭のスプリンガーにこの日2つ目の四球を与えると、2番コレアにはストレートを狙われライトへの2ラン。場内の歓声が収まらない中、続く3番アルテューベには外角のスライダーを上手く拾われ、まさかの連続被弾で一気に6－6の同点に追いつかれた。

　後続は落ち着いて退けたが、田中は自己ワーストを記録した前回に続く3被弾。球数も5回までに98球を要し、3本塁打を含む7安打、5奪三振、2四球、6失点の内容で、防御率は3.88に悪化した。