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広島・黒田、前半戦で見えた昨年との違いは?

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広島・黒田博樹[BASEBALLKING]
 8年ぶりに広島に復帰した黒田博樹は、『右足首及び右肩の炎症』で8日に一軍登録を抹消した。再登録が18日以降となるため、7日のDeNA戦が前半戦最後の登板となった。

 黒田の前半戦の成績は6勝4敗、防御率2.68の成績。ここまでメジャー時代と、広島復帰後を数字で見てみると、左打者に対して被打率が上がっている。メジャー時代最後の3年間、対左打者に対して12年が.253、13年が.261、14年が.262と抑えていた。しかし、日本球界に復帰した今季、右打者に対して.218と抑え込んでいるものの、対左打者の被打率は.300と打たれている。

 左打者に投げるツーシームを痛打されることが多く、ツーシーム(シュート)の被打率は.345。その他の球種は、スライダーの被打率が.205、フォークが.200、カットボールが.267と、ツーシームをかなり打たれている印象だ。

 特にヤクルトの川端慎吾に.444(9打数4被安打)、DeNAの筒香に.500(6打数3被安打)、阪神の鳥谷敬に.444(9打数4被安打)と各球団の主軸を務める左打者を苦手にしている。ただ、メジャー時代に、相手の特徴を細かくノートにまとめていたほど、研究熱心の黒田。優勝争いが激化する後半戦に向けて、『左打者』に対して何かしら対策を練ってくるはずだ。

 また、メジャー時代の7年間でシーズン最多死球が8つだったのに対し、今季は早くもリーグ最多の7つの死球を与えているのも気になるところ。内訳は左打者に4つ、右打者に対して3つとなっている。

 メジャーで5年連続二桁勝利を挙げ、日本球界に復帰した黒田の前半戦は、故障で登録抹消された期間もあったが、ファンも満足するような結果を残した。後半戦も、先発ローテーションの一員として、活躍を期待したい。
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