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フル出場はわずかに3名…各球団の“4番事情”

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侍ジャパンで4番に座る中田翔は日本ハムでも不動の4番として君臨 ©BASEBALLKING
 前半戦ものこりわずかとなってきたプロ野球界で、密かに起こっている異変が各球団の“4番打者”だ。

 7日の試合で巨人の亀井善行が初めて4番に座ったことが話題となったが、実は亀井だけでなく、楽天は松井稼頭央を4番に据え、広島も開幕前は代打要員との声も大きかった新井貴浩が4番の座を不動のものとしつつあるなど、今年は各球団の“4番”が興味深いものになっている。

 そこで、今シーズンここまでで4番を務めた選手を振り返ってみた。

 4番といえば打線の中心であり、チームの顔のようなイメージが強いが、今シーズンここまで全試合に4番で出場している選手というと、ソフトバンクの内川聖一、日本ハム・中田翔、阪神・ゴメスの3人しかいない。

 西武は中村剛也が1試合だけ休養のために外れたことがあり、ここからは漏れたものの、それを除いても残りの8球団はすでに3人以上が4番の座に座っているのだ。

 固定できなければダメ、ということもないのだが、阪神は激しいセの混戦の中で首位とゲーム差なしの2位につけており、パはソフトバンク、日本ハム、西武と上位3つのイスを独占。固定できた方がチームに安定感をもたらすのは間違いない。

 以下が今シーズン各球団で4番を務めた選手のまとめ。

【各球団・4番でのスタメン出場数】

● ソフトバンク
76試合 内川聖一(全試合)

● 日本ハム
77試合 中田翔(全試合)

● 西武
79試合 中村剛也
1試合 エルネスト・メヒア

● ロッテ
26試合 今江敏晃
25試合 アルフレド・デスパイネ
24試合 ルイス・クルーズ

● 楽天
35試合 ウィリー・モー・ペーニャ
14試合 中川大志
13試合 松井稼頭央
6試合 後藤光尊
4試合 ギャビー・サンチェス
4試合 枡田慎太郎
 
● オリックス
38試合 フランシスコ・カラバイヨ
26試合 中島裕之
10試合 T-岡田
1試合 竹原直隆
 
● 巨人
48試合 坂本勇人
19試合 阿部慎之助
10試合 大田泰示
1試合 中井大介
1試合 亀井善行

● 阪神
77試合 マウロ・ゴメス(全試合)

● 広島
50試合 新井貴浩
9試合 ライネル・ロサリオ
8試合 ヘスス・グスマン
4試合 ブラッド・エルドレッド
3試合 松山竜平
1試合 ネイト・シアーホルツ
 
● DeNA
69試合 筒香嘉智
7試合 ホセ・ロペス
1試合 後藤武敏 G.
1試合 梶谷隆幸

● ヤクルト
39試合 雄平
38試合 畠山和洋
1試合 ウラディミール・バレンティン

● 中日
68試合 エクトル・ルナ
8試合 福田永将
1試合 リカルド・ナニータ
1試合 和田一浩
1試合 森野将彦

 中でもいま緊急事態を迎えているのがロッテで、このところずっと4番を務めていたデスパイネが、代表戦出場のために一時離脱。上位進出へ向けた大事な時期に主砲不在での戦いを強いられるのは大きな痛手になる。代わりを務める選手は誰になるのか、ロッテの後半戦のオーダーには注目だ。

 最後に、各球団で4番を務めた選手たちをさまざまなランキングでくらべてみた。これまでで印象に残る活躍を見せた4番打者とは…結果は以下の通り。

打率トップ3 (※規定打席到達)

1位 .329 エクトル・ルナ(中日)
2位 .327 筒香嘉智(DeNA)
3位 .305 内川聖一(ソフトバンク)

本塁打トップ3

1位 25本 中村剛也(西武)
2位 23本 中田翔(日本ハム)
3位 19本 畠山和洋(ヤクルト)

打点トップ3

1位 79点 中村剛也(西武)
2位 64点 中田翔(日本ハム)
3位 58点 畠山和洋(ヤクルト)

得点圏打率トップ3

1位 .393 新井貴浩(広島)
2位 .337 筒香嘉智(DeNA)
3位 .329 梶谷隆幸(DeNA)

年俸トップ3

1位 5億1000万円 阿部慎之助(巨人)
2位 4億円 中島裕之(オリックス)
3位 3億8000万円 中村剛也(西武)

年俸(安さ)トップ3

1位 630万円 中川大志(楽天)
2位 650万円 福田永将(中日)
3位 1000万円 フランシスコ・カラバイヨ(オリックス)
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