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前半戦に苦しんだ投手は…近年の最多敗戦投手を振り返る

 まもなく前半戦が終了し、1週間後にはオールスターゲームが開催される。パ・リーグでは大谷翔平(日本ハム)、セ・リーグでは大野雄大(中日)が前半戦だけで9勝を挙げる活躍を見せている。一方で前半戦に苦しみ黒星が先行した投手もいた。

 今季ここまでセ・パで最も敗戦が多いのは能見篤史(阪神)。能見は、8日の中日戦に先発したが、6回途中5失点で9敗目を喫している。今季は良い時と悪い時の投球がはっきりしており、安定感を欠いている印象だ。

 2012年からの3年間で見てみると、前半戦に最も敗戦の数が多かったのは9敗。2012年のバリントン(広島)、岩田稔(阪神)、14年の辛島航(楽天)、美馬学(楽天)の4人となっている。

 辛島と岩田の2人は、前半戦終了時点で防御率3点台を記録した。14年の辛島は5月終了時点で、防御率3.07も3勝6敗と3つの負け越し。6月に入り2勝を挙げたが、黒星が先行し、結局前半戦は6勝9敗だった。

 ちなみに前半戦9敗を喫した4人の中で、二桁勝利を達成した投手はいない。バリントン、岩田、辛島の3人はシーズンが終了した時にも最多敗戦投手となっている。

 今季ここまで9敗の能見は、昨季、リーグワーストの敗戦数と、2年連続で不名誉な記録は避けたいところ。後半戦に巻き返すことができるのだろうか。

<最近3年間の前半戦最多敗戦投手>
2012年
【セ】バリントン(広島)
17試 5勝9敗 防4.04

岩田稔(阪神)
15試 5勝9敗 防3.32

【パ】岸孝之(西武)
15試 7勝8敗 防2.29

塩見貴洋(楽天)
15試 6勝8敗 防3.55

岩崎翔(ソフトバンク)
19試 4勝8敗 防3.40

2013年
【セ】三浦大輔(DeNA)
15試 6勝7敗 防3.46

石川雅規(ヤクルト)
14試 2勝7敗 防3.56

バリントン(広島)
17試 4勝7敗 防2.70

田島慎二(中日)
32試 1勝7敗 防6.87

【パ】吉川光夫(日本ハム)
15試 6勝7敗 防2.90
牧田和久(西武)
14試 4勝7敗 防2.91

2014年
【セ】能見篤史(阪神)
15試 5勝8敗 防4.70
【パ】辛島航(楽天)
16試 6勝9敗 防3.45

美馬学(楽天)
13試 2勝9敗 防4.61
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