● ヤクルト 0 － 3 DeNA ○
＜15回戦・神宮＞

　DeNAが3連敗を阻止し、ヤクルトと並び3位に浮上。6回無失点と好投した三浦が、5月27日のオリックス戦以来となる4勝目（2敗）を手にした。

　DeNAは0－0で迎えた4回、5番ロペスの14号ソロで先制。1－0で迎えた7回にも、6番バルディリスの9号ソロで2点目を奪うと、さらに一死一、三塁から、1番松本の内野ゴロの間に貴重な3点目を加えた。

　先発の三浦は、2回以外は毎回走者を許したが、この日も要所を締める投球が冴え6回無失点。ベテラン右腕は、これで今季の4勝中3勝がヤクルト戦。さらに神宮球場では14イニング無失点となり、またしても“燕キラー”ぶりを発揮した。

　ヒーローインタビューに応じた三浦は「前回（7月5日の阪神戦）、最悪なピッティングをしていたので、今日こそは勝てるようにとマウンドに上がった。順位はコロコロ変わるが、1試合1試合必死にやるだけ。オールスター前まであと3試合あるので、チームに力を貸してください」とファンに呼び掛けた。

　対するヤクルトは、先発・新垣が5回1失点と試合を作るも、3番手・秋吉が7回に2点を失い、結果的に早めの継投が裏目。打線も三浦を捕まえ切れず、DeNAを上回る9安打を放ちながら完封負けを喫した。