若手の野手を一人前にするためには、ある程度の我慢が必要になってくる。中日は当時6連敗中だったチームの流れを変えるべく、7月1日のDeNA戦で若手を起用したオーダーで臨み連敗を止めた。この試合をきっかけに、若手選手を積極的に使っている。
7月1日DeNA戦で、『1番・遊撃』に遠藤一星、『2番・中堅』に友永翔太のルーキーの2人をスタメンで起用し勝利した谷繁元信兼任選手監督は、「同じように負けるんであれば、スタメンでいった方がいいと思って使った。相手投手が左とか、そういうのを抜きにして動いた」と試合後にコメントした。
友永は結果を残すことができず再び二軍降格となったが、遠藤は1日の試合からエルナンデスに代わって遊撃のスタメンで出場を続けている。監督の起用に応えるように、4日の巨人戦で3安打を記録。10日の広島戦から3番で起用されており、守備力に不安はあるが、打撃でそれを補う活躍を見せている。
高卒4年目の高橋周平も、再昇格後の7月4日の巨人戦から右投手が先発の時に、三塁でスタメン出場中だ。再昇格後も最初の5試合は18打数1安打とチャンスを活かせずにいたが、14日のヤクルト戦で、小川泰弘からライトスタンドへ2ランを放った。これで勢いに乗ったのか第3打席にはタイムリーを放つなど、3安打4打点と大暴れ。左投手の時にもスタメン出場するためにも、まずは右投手でしっかり結果を残し続けたい。
課題とされていた捕手問題も、打てる捕手の桂依央利を我慢強く使っている。9日阪神戦、捕逸でサヨナラ負けとなった試合もあったが、12日広島戦、延長12回二死からヒットを放ち藤井淳志のサヨナラ弾に繋げた。
00年代は巨人、阪神とともに毎年のように優勝争いを繰り広げていたが、近年は世代交代が上手くいかず2年連続でBクラスに沈んでいる。7月以降、若手を我慢強く起用しているが、数年後、中日の中心選手として活躍できているだろうか。
7月1日DeNA戦で、『1番・遊撃』に遠藤一星、『2番・中堅』に友永翔太のルーキーの2人をスタメンで起用し勝利した谷繁元信兼任選手監督は、「同じように負けるんであれば、スタメンでいった方がいいと思って使った。相手投手が左とか、そういうのを抜きにして動いた」と試合後にコメントした。
友永は結果を残すことができず再び二軍降格となったが、遠藤は1日の試合からエルナンデスに代わって遊撃のスタメンで出場を続けている。監督の起用に応えるように、4日の巨人戦で3安打を記録。10日の広島戦から3番で起用されており、守備力に不安はあるが、打撃でそれを補う活躍を見せている。
高卒4年目の高橋周平も、再昇格後の7月4日の巨人戦から右投手が先発の時に、三塁でスタメン出場中だ。再昇格後も最初の5試合は18打数1安打とチャンスを活かせずにいたが、14日のヤクルト戦で、小川泰弘からライトスタンドへ2ランを放った。これで勢いに乗ったのか第3打席にはタイムリーを放つなど、3安打4打点と大暴れ。左投手の時にもスタメン出場するためにも、まずは右投手でしっかり結果を残し続けたい。
課題とされていた捕手問題も、打てる捕手の桂依央利を我慢強く使っている。9日阪神戦、捕逸でサヨナラ負けとなった試合もあったが、12日広島戦、延長12回二死からヒットを放ち藤井淳志のサヨナラ弾に繋げた。
00年代は巨人、阪神とともに毎年のように優勝争いを繰り広げていたが、近年は世代交代が上手くいかず2年連続でBクラスに沈んでいる。7月以降、若手を我慢強く起用しているが、数年後、中日の中心選手として活躍できているだろうか。